トイレは交通手段は? 野外フェスの不安・疑問を解消!
野外音楽フェスの会場、トイレはどうなっているの? 会場までの交通手段は? など、フェス初心者の素朴な疑問にお答えします。キャンプスタイルのフェスでも近隣旅館に宿泊可能
Q.夏フェスはテントがないと参加できない?
そんなことはありません。テント泊で参加する「オール・キャンプ・イン」スタイルのフェスもありますが、そういうフェスでも、宿泊施設を利用することが可能です。ただし、会場近くに宿泊施設がない場合や、混雑のため宿泊施設の予約が難しかったり、料金が通常と比べて割高になるなど、様々な状況が考えられますので、宿泊施設に関してはなるべく早めに調べましょう。ちなみに、夏フェスの場合、ゴールデンウィーク頃には予約が開始されている宿もあります。フェスによっては、フェス専用の旅行代理店が宿泊案内をしている場合もありますので、詳しくは各フェスのホームページでご確認ください。
Q.トイレが心配です
夏フェスのトイレ事情といえば、簡易トイレ。汚れていて使いづらい、混雑して並ぶ、紙がない、などを心配する方も多いでしょう。対策としては、早めに行動すること。ライブ中の比較的空いているトイレを狙うこと。男女別など、穴場トイレを見つけておくことをおすすめします。裏技としては、どのフェス会場も大型施設を使用していますので、基本的には簡易トイレ以外に、施設に付帯するトイレが必ずあります。キレイで使いやすいトイレをどれだけ探せるかというのが、フェス達人への大事な一歩です。
例えばフジロックなら、入場ゲート前の売店や、ドラゴンドラ乗り場裏手のリフト乗り場トイレ(ただしドラゴンドラチケットが必要です)など。多少会場から遠いので、時間に余裕を持って、早め早めの行動でトイレを済ますように心がけましょう。そして、簡易トイレも含めすべてのトイレで、次の人のためにキレイに使用することを心がけましょう。
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Q.駅から会場までの交通手段は?
どのフェスも、最寄り駅から会場までは専用のシャトルバスなどを用意していることが多いです。確認すべきは、宿泊施設と会場までのアクセス方法。会場から徒歩圏内の宿泊施設であれば問題ありませんが、宿泊施設から徒歩で会場に行くことが難しい場合は、最寄りのシャトルバス乗り場を調べたり、送迎やタクシーなど別の手段を考えておきましょう。ちなみに、自家用車で行く場合は、必ずオフィシャルの駐車券が必要になります。駐車場からさらにシャトルバスでの移動が必要な場合もありますので、車でのアクセスにも注意が必要です。
Q.雨が降るとゴミ袋をかぶるって、ホント?
10年前はそういう人を多く見かけましたが、今はほとんどいません。多くの方が、本格アウトドア用レインウェアを持参しています。ゴミ袋では簡易的に雨をしのげたとしても、継続する本格的な雨には対応できないからです。標高の高い場所で雨にぬれると、低体温症の危険もありますから、雨対策はしっかりと事前に準備することをおすすめします。【関連記事】アウトドアウェア選びの基礎知識
ちなみに、多くのフェスで、傘は持ち込み禁止です。なぜなら、傘を差す人がいるとその後ろではステージが見えなくなってしまうから。標高が高い場所では雷が発生することも多く、傘を持っていると危険な場合もあります。傘ではなく、レインウェアを必携、荷物が濡れないように、ザックカバーもなるべく用意しましょう。
カラフルなレインウェアがあれば、雨も楽しい