そもそもなぜ乳幼児は熱中症にかかりやすいのか?

同マニュアルによると、熱中症とは

・高温環境下で、体内の水分や塩分(ナトリウムなど)のバランスが崩れたり、体内
の調整機能が破綻するなどして、発症する障害の総称です。
・死に至る可能性のある病態です。
・予防法を知っていれば防ぐことができます。
・応急処置を知っていれば救命できます。

とまとめられています。

赤ちゃんや小さな子どもは大人に比べ
・体表面積が小さい
・発汗能力や血圧調整能力が未発達

という特徴があり、夏季の炎天下などで気温が皮膚の温度より高い環境下になると、熱しやすいうえに発汗能力が未熟な乳幼児は、あっという間に体温が上昇し、熱中症にかかりやすいそうです。


暑い日、時間帯の外出は避けたいがそうはいかない場合も

初めての赤ちゃんの時には夏場の外出を控えていた方でも、第2子以降になると、上の子の用事などでようやく新生児期を過ぎた頃から赤ちゃん連れで外出しなければならないこともあるでしょう。

我が家も2人目以降の春生まれの子の時には、生後2~3ヵ月で暑さを気にしながらも赤ちゃん連れで外出しないわけにはいかない場面が多々ありました。授乳ケープを持ち歩いて頻繁に授乳する、水分補給のための薄めた麦茶を持ち歩く、長時間にわたる上の子の行事などの間に抱っこホルダーの中でスヤスヤ眠ってしまっても、少しでも風通しのといところを探し、赤ちゃんを抱っこホルダーから出して横抱きにし、密着度を下げるなどの対策を取りました。

暑さで疲れがたまると抵抗力が落ち、夏風邪などにも見舞われがちなので、外出後の体調も注意して見守りたいですね。


暑さを避けすぎない生活も大切

また、1歳を過ぎて一人歩きでのお散歩が始まる時期になったら、短時間の外遊びなどで汗をかき、その後十分に休養させ、少しずつ暑さに慣れていくことも大切です。小さな頃に汗をたくさんかくことで汗腺が発達し、体温調節機能も発達していくからです。暑い外から帰った部屋の中は涼しくしたいものですが、外気温と室内気温の大きすぎる差も体に負担をかけますので、28度設定を基本に、扇風機などを併用しましょう。

0~1歳代から保育園に通っている場合は、週末はできるだけ休息を取って1週間の疲れを取ってあげてください。
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※乳幼児の発育には個人差があります。記事内容は全ての乳幼児への有効性を保証するものではありません。気になる徴候が見られる場合は、自己判断せず、必ず医療機関に相談してください。