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1.5L直噴ターボを積む新型ステップワゴンの燃費(3ページ目)

新型ステップワゴンには、ホンダ初となるダウンサイジングターボの1.5L VTEC直噴ターボが搭載されている。JC08モード燃費は最高で17.0km/Lだが、実燃費はどうだろうか? 約450km走行した結果をご報告。

塚田 勝弘

執筆者:塚田 勝弘

車ガイド

乗り心地は良好だが、高速道路での安定性はもう少し欲しい

新型ステップワゴン

ステアリングホイールの上から覗くように横長のメーターが設置されている。速度計などは見やすいが、瞬間燃費計などは中央寄り(左側)に配置されているので、運転席からの視線移動は大きめになる


さて、最後に気になる点をいくつか付け加えると、新型ステップワゴンは乗り心地重視のセッティングに思えるが、高速道路での直進安定性はもう少しで、ボディが揺すられるようなシーンも度々あった。

また、ミリ波レーダー+単眼カメラの「ホンダ・センシング」は、前走車の認識(検知)がやや遅い印象で、アダプティブクルーズコントロールの減速が「急」で、加速が「遅い」など、まだ洗練させる必要がありそう。

ただし、車線中央を維持するLKAS(車線逸脱支援システム)の制御は上々で、高速道路でのクルージング時には重宝した。完成度はまだまだと感じることもあったがそれでもメーカーオプションの「ホンダ・センシング」はぜひチョイスしたいところだ。

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