N-BOX スラッシュの雰囲気は…確かに悪くない!

N-BOXスラッシュ

N-BOXスラッシュ


ホンダは『N-BOXスラッシュ』という新しいタイプの軽自動車を発表した。写真を見ていただきたい。乱暴な説明になるけれど、背高ワゴンである『N-BOX』の屋根を10cmほど切って車高下げたと思えば間違いありません。もちろん単に切っただけでなく、ルーフ形状などは一新。クルマ全体のイメージも大きく変わってます。

N-BOXはファミリーモデル風だったのに対し、N-BOXスラッシュはアメリカ西海岸のドレスアップカー風になった。実際、開発にあたり、アメリカ西海岸で人気の「4インチチョップ」を参考したという。4インチ=約10cmなので、このくらいが最もバランス良いのである。窓ガラスの上下方向の雰囲気など、確かに悪くない。

ここまで読んで「室内の頭上空間が少なくなるのでは?」と思うかもしれない。私も気になってチェックしてみたら、全く問題なし。改めてベースになったN-BOXを見ると、頭上空間が高すぎて全く使っていない。10cm低くなってもまだ余裕あるほど。逆に考えれば、ムダな高さ分を切ったということになる。

N-BOX スラッシュ

赤を基調にしたダイナースタイル


インテリアもオシャレ。これまた写真を見ていただきたい。驚くことに5タイプも設定される! 好みによって分かれるだろうが、話題は赤を基調にした 『ダイナースタイル』だ。これまたアメリカ西海岸のドレスアップカーを参考にしたんだと思う。私のようなジジイからすれば「パクりじゃね~か!」になるものの、若い人はそんなこと知らない。
N-BOX スラッシュ

サーファーをイメージしたグライドスタイル

N-BOX スラッシュ

こちらはセッションスタイル。他にストリートロッドスタイル、ブライトロッドスタイルをラインナップ


20代のみなさんに聞いてみたら、極めて単純に「いいんじゃないの!」のようだ。まぁパクりだと嘆くジジイも密かに「いいね!」と思っていたりして。サーファーをイメージした『グライドスタイル』も海好きならココロを惹かれてしまう。私の年代なら落ち着いた配色の『セッションスタイル』か。ダイナースタイルもいいですね。

オーディオがステキなN-BOX スラッシュ

N-BOX スラッシュ

オーディオはXグレードを選べばナビとセットで標準装備

N-BOXスラッシュの最大の魅力がオーディオだ。ここまで読んで「売りはスタイルやインテリアじゃないの?」と思うだろうけど、オーディオだって負けておらず。今や音楽を大きなボリュームで聞ける場所など無い。家だと近所から文句が出るし、高級イヤホンで楽しむ程度。N-BOXスラッシュのオーディオはステキだ。なんせ低音がドンドン鳴る。

大きなウーファーが足下に付いているのだから当然か。このオーディオ、『X』グレードを選べばナビとセットで標準装備。こいつにダイナースタイ ルのインテリアを組み合わせれば、今まで見たことが無いような軽自動車になります。その代わり186万円! 諸費用払って200万円ということになる。安く無いです。

N-BOX スラッシュ

重低音がうれしいバックロードホーン型サブウーファー


ただ、軽自動車はランニングコストが低く、数年乗れば少し寂しい装備内容の1.3リッター車と同じくらいの支払い総額になるし、手放す時のリセールバリューまで考慮したならむしろ安い。ダイハツやスズキがこういった「高い軽自動車」作ると、自分の将来に暗雲立ちこめるも、ホンダは「軽自動車規格が無くなったらまた考えよう」だからOK?

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