世界中が憧れる、美しきクロアチアのビーチ
驚くほど透明度が高いクロアチアの海
世界有数の美しさを誇るクロアチアの海岸線。「神様は不公平だ。対岸のクロアチアにばかり美しい景色をお創りになって……。」と向こう岸のイタリア人を嫉妬させるほど、美しいビーチや島々、街が広がります。夏になると、癒しと感動、冒険やロマンスを求めて、世界中からたくさんの人々が訪れるクロアチアのビーチ。せっかく夏にクロアチアを訪れるなら、みなさんも眺めるだけではなく一度泳いでみませんか?
そこで今回は、ダルマチア地方を中心に、旅行日数が限られている旅行者でも比較的アクセスしやすい、ダルマチア地方を中心としたおすすめのビーチを7つ厳選してみました。夏のクロアチア旅行の計画のお役に立てていただけますと幸いです。
>>>クロアチアのビーチの特徴、ビーチを楽しむために知っておきたいことは
「クロアチアのビーチ事情」にてお伝えさせていただきます。ぜひ併せてご確認ください。
旧市街を一望できる絶景ポイント 「バニエ・ビーチ」(ドブロブニク)
バニエ・ビーチ越しに見る旧市街
旧市街の東側に広がるバニエ・ビーチ。眺望スポットとして知られるこのビーチからは、ガイドブックや雑誌で目にしたことがある旧市街の景色を望めます。またクロアチアは岩場のビーチ多いのですが、このビーチは砂浜があるビーチとしても知られており、暑い時期になると海水浴を楽しむ多くの人で賑わいます。眺望が美しいだけでなく、プロチェ門から徒歩わずか5分とアクセスするのも非常に簡単なこのビーチは「あまり時間はないけれど、ドブロブニクで泳いでみたい」「少しだけでも良いからクロアチアで海水浴したい」という方にイチオシです。
ナチュラリストにもおすすめ!「ロクルム島」(ドブロブニク)
島へのミニクルージングも楽しい思い出に
ドブロブニク旧市街のすぐ正面に浮かぶ無人島、ロクルム島。この島では素晴らしいビーチはもちろん、たくさんの美しい孔雀に出会うことができます。また ヌーディストビーチがあるロクルム島は、ヌーディストに秘かな人気スポット! 旧市街の喧騒を忘れ、ゆったりとした開放的なひとときを過ごしたい方にぴったりです。
スプリットで泳ぐならここ 「バチュビツェ・ビーチ」(スプリット)
たくさんの地元民や観光客で賑わうバチュビツェ
スプリット旧市街から東へ徒歩約10分。ほぼ1年を通して地元民が海水浴やマリンスポーツを楽しむ浅瀬のビーチ、バチュビツェが位置します。夏場はたくさんの人々で賑わいますが、旧市街からも近くアクセスしやすいため、観光客にもおすすめです。
ところで、このビーチではあるマリンスポーツを楽しむ地元民の姿をよく見かけます。それは「ピツィギン(picigin)」と呼ばれるスプリット発祥のマリンスポーツ。約100年続く伝統があり、地元民に広く愛されています。約30cm程度の浅瀬に入り、海の中に落さないように小さなボールを手ではじきあうだけのシンプルなスポーツですが、思わず参加したくなるくらい楽しそうに、地元のおじさんたちが遊んでいます。浅瀬が広がるバチュビツェはピツィギンを楽しむのに最適なビーチ! 小さなお子さまのいる家族連れの方にもおすすめです。
泥パックも楽しめる! 「クラリチナ・プラジャ」(ニン)
「女王のビーチ」という名を持つ美しいビーチ (C)TZ Nin
ザダル近郊に位置する小さな町、ニン。古代ローマ時代より受け継がれている伝統的な製塩が現代でも盛んに行われており「塩の町」として有名なニンですが、美意識、健康意識の高い現地人には「美肌、健康になれるビーチがある町」としても、密かな注目を集めています。クラリチナ・プラジャ(Kraljicina plaza)というそのビーチの名は、日本語で「女王の浜辺」という意味。ミネラル分が豊富なこのビーチの泥は美肌効果はもちろん、様々な皮膚病、リウマチなどにも効果があると言われています。ここで紹介した他の6箇所と比べると、まだまだ観光客が少ない穴場スポットです!