意外性抜群! 金属加工会社の中は、シンガポール最高峰のコーヒーが楽しめるカフェだった

解説

なんの変哲もない金属加工会社に見える


工場街にある「再成發五金(Chye Seng Huat Hardware)」。なんの変哲もないような古めかしい建物、そしてトラックの搬入口として使われていたような、錆びた鉄のドアの向こうには、シンガポール1との呼び声高いカフェ、CSHH Coffee Barがあります。

解説

天井が高い昔ながらの建物にレトロなインテリアがマッチ

Chye Seng Huat Hardwareの頭文字をとってつけられた店名ですが、実は、ここを経営しているのは、すぐお隣にあるコーヒー焙煎業者で、卸売・小売も行っている、Papa Palheta。シンガポールの「グルメコーヒー」のけん引役としても知られ、シンガポール国内の高級レストランでも提供されている美味しいコーヒーを、気軽に楽しんでもらいたいということで3年前にオープンしたのがこのカフェです。昔金属加工の会社だったという建物を生かした店内は、レトロな雰囲気満点です。

シンガポールナンバーワンと呼び声高いその味は?

解説

一杯一杯丁寧に淹れてくれる

 



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定番のラテ

まずは、地元の人に大人気の、Espresso+Milk(5.5シンガポールドル)を。エスプレッソにミルクを加えた、いわゆるラテですが、あなどるなかれ。泡のもっちり加減、酸味とコク、苦みのバランスの良いエスプレッソは、さすがコーヒーの焙煎業者直営と納得する味。日替わりで様々な種類の豆が楽しめ、水出しコーヒーやコーヒーフィズなど、様々な方法で高品質な豆の味を最大限引き出しています。

 

解説

甘みのあるエキゾティックなチャツネがコーヒーと意外な相性の良さ

ケーキなどのスイーツだけでなく、軽食も充実。ガイドは今回、ブランドの名前を冠した「Papa Pork Burger(18シンガポールドル)」をいただきました。炭が入った黒いバンズに、自家製の豚肉のパティ、キャラメリゼしたパイナップルのチャツネという組み合わせ。サイドに添えられたポテトチップスは、ヴィネガー味とワサビ味で、異なった刺激を与えるアクセントになっています。

表面をバターでカリッと焼いたバンズに挟まれた肉厚のパティは程よく胡椒が効いていて、パイナップルの甘みとよく合います。
バンズのバターのコクが、コーヒーにもぴったりです。

飲むだけではない、コーヒー体験

解説

ガラス越しにコーヒー豆をローストする様子も見られる


解説

使い込むほど味が出そうなデニムのエプロン

ちなみに、カフェの2階にはアートのワークショップなどを行うスペースがあり、お店の方が使っている味のあるデニムのエプロンや、シングリッシュ(シンガポール英語)をモチーフにしたピンバッジなど、シンガポールを中心にしたアーティストのグッズが売られており、ちょっとしたお土産を購入することもできます。

 

解説

オリジナルブレンドのコーヒーは「NUTS+BOLT(ナットとボルト)」。工場をイメージさせるネーミングと、実際のコーヒーの「ナッツの香り」をかけた言葉遊びもユニーク

同じ敷地内にあるコーヒー豆の小売店舗では、焙煎したて、挽きたてのコーヒーを、香りを実際に楽しみながら買うことができます。ここでコーヒーの魅力にとりつかれたという方のために、コーヒーを淹れるための道具なども扱っています。また、おすすめのコーヒーを試飲することもできます。この日は限定品の、エチオピア産のハチラ(Hachira)という豆。花のような、白檀のような香りが見事で、これまでに味わったことのない美味しさでした。ギフトにもぴったりのオリジナルパッケージのセットもあり、コーヒー好きの方への手土産にもよさそうです。

ちなみに、こちらでは焙煎の過程を見るツアーや、コーヒーのテイスティング講座なども行っていて、人気を博しています。カフェのみにとどまらず、総合的な「コーヒー体験」ができる「工場カフェ」、ぜひ訪れてみてください!

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■CSHH Coffee Bar www.cshhcoffee.com
営業時間:9:00~19:00(平日)、9:00~22:00(土・日曜)、月曜休
住所:150 Tyrwhitt Road,Singapore 207563
電話: +65 6396 0609
アクセス:MRTラベンダー駅徒歩10分
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