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紙って面白い!色々な技法で楽しい紙工作(2ページ目)

紙は、切ったり、折り曲げたり、クルクル巻いたりすることで、平面から楽しい立体の形に変化します。子ども自身では思いつかない技法もヒントを与えることで、そこから創造力が広がります。また、指先を使うことで脳の活性化にもつながります。

上野 緑子

執筆者:上野 緑子

幼児教育ガイド


準備するもの

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準備するもの

・空き箱
・色画用紙
(子どもが面白い技法を思いつきやすいように、色々な形の紙、様々な色を準備しましょう)

 

紙工作の技法1<切って折り上げる>

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紙を半分に折り、はさみで切りこみを入れる


・紙を半分に折り、はさみで切りこみを入れる。

 

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紙を折り、立てる

・紙を広げて、折って立てる。

切りこみは直線でも、紙を折って立てると、三角形が生まれます。

 


紙工作の技法2<カールする>

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紙を鉛筆に巻く

・鉛筆に細長く切った紙を巻く。

 


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クルクルカールに

・芯になっている鉛筆をそっと外すと小さなカールになり、大胆に外すと大きなカールになります。

 


紙工作の技法3<屏風折りにする>

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屏風折りにする

・屏風折りにする。

 

紙工作の技法4<切り取る>

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切り取る

・紙を半分に折って、切り取る。

 

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切り取った紙を広げ、別の画用紙と組み合わせる

・紙を広げ、切り取った形と、切り取られた形に違う色の画用紙を組み合わせる。


 


色々な技法を使って作品を作る

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宝物箱の出来上がり

色々な技法で立体的になった色画用紙を箱に貼り付けて行きます。
同じ技法で作った形でも貼り方によって、動きが出たり、固定されたりと変化が出ることを教えましょう。

また、上に貼るか、横に貼るかなど貼る場所によっても、動きが変わって楽しめます。


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自分で作った宝物箱なので、お片付けも楽しく

自分で作った宝物箱なので、お片付けも楽しくはかどることでしょう。







 
  工作は、最初から最後まで、子どもの自由に作らせるということも大切ですが、今回のように、紙工作の基本的な技法を教えてあげることで、いつも以上に創造する力が膨らむこともあります。

また、応用することができず、指導したものと全く同じ形の切り方、折り方しかできなかったとしても、子どもはそこでたくさんのことを学びます。

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