七里の渡し跡

七里の渡し(しちりのわたし)は東海道五十三次で知られる宮宿(愛知県名古屋市熱田区)から桑名宿(三重県桑名市)までの海上の渡しです。この渡しの宮宿側、または、桑名宿側の渡船場のみを指して「七里の渡し」と呼ぶことも多くあります。

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七里の渡しの古い鳥居


当時は、東海道の42番目の宿場町として大賑わいを見せていました。ここにある大鳥居は、これより伊勢路に入ることから「伊勢国一の鳥居」と称され、式年遷宮ごとに伊勢神宮宇治橋の鳥居を写して建て替えられ、平成27年がちょうどこの年にあたります。

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伊勢神宮の一番大きい奉曳車(ほうえいしゃ)をお借りしています。


平成27年5月31日に桑名市では七里の渡し・伊勢国一の鳥居建て替え奉祝祭(お木曳行事)がありました。鳥居の建て替えの行事として、伊勢神宮の式年遷宮でのお木曳やお白石持行事で使用している一番大きい奉曳車(ほうえいしゃ)をお借りして、桑名市民会館から七里の渡し場跡までの約 1.8キロメートルを、2本の綱(200メートル)で奉曳します。石取祭車と八幡神社獅子舞が先導し、総勢2000人の壮大な行事でした。

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木遣り歌が歌われます。


お木曳では木遣り歌が歌われます。朗々と響き渡る声に聞きほれるひとときでしたよ。

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白い法被には「曳」の文字があります。


えんや、えんやと掛け声と共にスタートです。カーブを曲がる時は技術がいるので、伊勢からも協力団体が参加してくれています。法被は白で「曳」と書かれているものがメインですが、他の色の法被を着ている人たちもいます。

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春日神社の前でご祈祷を受けます。


春日神社の前にとまり、ご祈祷を受けます。あと少しで七里の渡しです。

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到着したところです。


お木曳が七里の渡しに到着すると、全員で万歳三唱がありました。大きな柱を運ぶ作業は見ていて迫力満点でした。6月7日に竣工式があり、新しい鳥居が完成です。

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新しい鳥居は6月5日に撮影したのでまだ工事中でした。


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七里の渡し跡
桑名駅より徒歩約18分

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