7型ワイドモニター搭載機もラインナップ充実
それ以外の3モデルは、NX715、NX615、NX615Wである。NX715は簡単に言うなら、MAX775Wの2DIN版。ボディサイズが幅180ミリ、高さ50ミリの2DINサイズで、モニターが7型ワイドだが、Wi-Fi内蔵や地図更新3年間無料、インテリジェントボイス最大3年間無料キャンペーン適用をはじめ、それ以外の仕様、内容はMAX775Wと同じだ。
NX615もMAX675Wの2DINサイズ7型ワイドモニター版と思えばいい。地図の無料更新期間は1年間だ。NX615WはNX615のボディを横幅200ミリに広げたもの。モニターは7型ワイドで、モニターの左右にメニューや現在地などのハードキーを配置する、従来の200ミリワイドボディ機同様のデザインだ。これら3機種の価格は、NX715が11万円前後、NX615とNX615Wが10万円前後と予想される。
VICS WIDEへもいち早く対応した
これら3機種とスーパーワイドナビ2機種はすべてSmart Accessに対応し、スマホにインストールしたSmart Access対応アプリをカーナビのタッチパネルでコントロール可能。また、これら5機種は2015年4月23日からサービスがスタートしたVICSの新たな情報サービス「VICS WIDE」にも対応。FM多重放送で一般道の交差点間のリンク旅行時間やプローブ情報、ゲリラ豪雨や地震等の緊急情報などを提供するVICS WIDEが受信できることで、より快適で安全・安心なドライブができる。大画面ナビというと、ナビ本体の他に別売のパネルが必要だったりしてどうしても高価になるが、クラリオンのスーパーワイドナビなら、幅200ミリのワイドコンソール車に手軽に7.7型大画面ナビを装着可能。7型モデルも基本機能はスーパーワイドナビと同じで、インテリジェントボイスやSmart Accessといったスマホ連携機能が充実している。これまでも好評のピクチャービューは相変わらず搭載しているし、VICS WIDE対応もうれしい。AVライトナビはSiriアイズフリーに対応するモデルがあったり、それぞれが個性的。注目機が多いクラリオン・カーナビの2015年モデルだ。
・クラリオン