ガイド・くろだがおすすめする、カフェ風リビングを作り出すための3つのステップとは
具体的に解説しましょう。1. リビングでいちばん気持ちいい、お気に入りの場所を確保
2. お気に入りの場所から、素敵なものだけが見えるように整える
3. お茶やコーヒーを楽しむ道具にこだわる
リビングでいちばん気持ちいい場所を確保
「いちばん気持ちいい」の基準は人によって様々です。光あふれる窓際が好きな人もいれば、落ち着いて過ごせる部屋の隅っこが好きな人もいますよね。ダイニングが見渡せるポジションを確保したい、という人もいるかもしれません。まずは、リビングで過ごすならココがいちばん、と思える場所を見つけてください。そして、お気に入りのチェアやクッションなどで、その場所をより気持ちよく過ごせるようグレードアップします。床に直接座るのが好きなら、小さなラグを用意して。ソファやチェアに座る場合は、飲み物を置けるテーブルが必須アイテムです。
自宅でいちばんのお気に入りの場所を見つけたら、クッションやラグ、ブランケットなどを使い、より快適に作り替えを。本が好きなら読みかけのそれを置く場所が必要ですし、もちろんお茶やコーヒーを置くミニテーブルなどを追加できないか考えてみましょう
素敵なものだけが見えるように整える
次に、好きだと思ったその場所に座ってみます。そこから見えるリビングの風景はいかがでしょう。生活感あふれる色々なものが散乱しているのが見えませんか? カフェはそんなに乱雑じゃありませんよね。では、そのお気に入りの場所から目立って見える範囲「だけ」を、ちょっと片付けてみませんか。見えたら嫌だなって思うモノは、収納する箱や道具をより美しいものに変えたり、収納場所を移したりしましょう。散らかっているモノを放り込むだけでOKなカゴやボックスは何かと便利です。
お気に入りの場所からゴチャゴチャしたモノが見えていませんか? ふたつきのボックスや、中に入れたものを絶妙なバランスで隠してくれるカゴなどを上手に使って! また、絶対その場所にないと困るものを除いては置く場所を変えるなど、整理整頓も心掛けて
ある程度片づけできたら、お気に入りの雑貨を並べてカフェらしさを演出します。以前ご紹介した「フランフランの緑と花と雑貨で小さなスペースを飾る」テクニックや、「小さな観葉植物をテラリウム風に楽しむ3つの方法」、そして「ニトリのフェイクグリーンを上手に飾るテクニック」などの記事もぜひ参考にしてみてください。
壁向きスペースしか取れない場合
様々な事情から、壁向きのスペースしか取れない場合もあるかと思います。さすがに余分なものは目に入らないのですが、殺風景で気分が盛り上がらないことも……。そんなときは壁をフレームで飾り、カフェっぽさを演出しましょう。2015年春夏のフランフランのアートは、カフェっぽい空間がすぐに作れるデザイン&お手頃価格のアイテムが多くてオススメ! フランフランのタイポ ウッドボード ブルー(1080円・税込)と100円ショップのフレームを組み合わせ。グリーンをプラスすると、よりリラックスできる雰囲気に
2015年春夏のフランフラン新作では、雰囲気の良いアートフレームが数種類発売されています。このようなアートボードと100均などのフレームを組み合わせ、さらにグリーンを用意すれば、カフェっぽさが演出できます。
お茶やコーヒーを楽しむ道具にこだわる
カフェで出されるドリンクやフードは、見た目も美味しい。カフェ気分を味わうためにインテリアを整えたなら、次は道具です。コーヒーがお好きなら、ガイドの記事「自宅でカフェ気分を味わうためのコーヒーグッズ」をチェックしてみてください。お茶が好きな方は、お気に入りのティーポットやカップを見つけることから始めてみましょう。レストランでも採用されているほど丈夫で、普段使いにもうってつけなCommon(コモン)のポットはおすすめです。マグやプレートなどの種類もカラーバリエーションも豊富で、シリーズで揃えるとカフェらしさが増す効果も期待できます。
忘れてはいけないのがトレーですが、立てて収納すれば場所を取らないので、雰囲気の異なる数枚を、機会があるたびに買い足していくことをおすすめします。松屋漆器店の「白木塗の角盆」などは、ペーパーナプキンを敷き、ホームパーティーで食器代わりに活躍させることもできます。
どうでしょう、おうちカフェの作り方は意外に簡単ですよね? リビングの一角をカフェ風に整えて、おだやかなお茶の時間を過ごしてみてください。