天橋立を渡って

絶景を十分に楽しんだら、山を下り、先ほどの駅前の道の信号のところまで戻ります。ここから、今度は北に向かって進みます。この辺りは飲食店が多いので、腹ごしらえしておくと良いでしょう。

道をまっすぐに行くと、突き当たりに大きなお寺の山門が見えてきます。このお寺は、「日本三文殊(もんじゅ)」のひとつ、智恩寺というお寺です。

山門の手前を右に進み、船が通るたびにクルリと90度旋回する「廻旋橋」を渡ると、その先が「日本の道百選」にも選定されている天橋立の中を歩く道。全長約3.6kmほどの道で、対岸までは歩きで50分、レンタサイクルで20分ほどかかります。

道の両側に松林が続き、その数大小約8000本もあるそうです。

道の両側に続く松林

道の両側に続く松林


早速、寄り道になりますが、生い茂る松林を抜け、右手の海岸に出てみましょう。そこには、驚くほど美しい砂浜と、透き通った海が広がっていて、まるで南国の海のよう! どちらかというと暗い日本海のイメージとかけ離れていて、少し驚きました。

驚くほど美しい砂浜と、透き通った海

驚くほど美しい砂浜と、透き通った海


龍の背びれにも例えられるこの砂浜は、夏には海水浴場になるそうです。

磯清水

磯清水


さて、道に戻り、先へ進みます。途中、橋立明神という神社がまつられており、その脇の「磯清水」という井戸は、海に囲まれているのに真水が湧くというなんとも不思議な井戸。

また、道沿いに植えられた松の中で、特徴的な形をしたものには名前が付けられていますが、印象的だったのは、天女の羽衣(はごろも)伝説にちなむ「羽衣の松」。

羽衣の松

羽衣の松


天橋立のある宮津市の隣の京丹後市には、日本各地に伝わる天女の羽衣伝説のうち、最古といわれる伝説が伝わりますが、この辺りは本当に天女が舞い降りそうな雰囲気です。

籠神社からケーブル乗り場へ

天橋立を渡り終え宮津湾の北岸に到着したら、左手のほうへ進みます。少し歩くと観光船乗り場が見えてきます。

観光船乗り場で「傘松観光券」を買っておきましょう。これから向かう『傘松公園』(展望台)へ登るケーブルカー・リフトと、帰りに乗船する観光船の乗船券がセットになっていて、通常料金よりも少しお得です。

<DATA>
■傘松観光券
観光船(片道)+ケーブル・リフト(往復) 通常料金1190円 → 割引料金1100円

さて、船乗り場の前の道をまっすぐ歩いて行くと、大きく立派な鳥居が見えてきます。籠(この)神社です。

元伊勢undefined籠神社

元伊勢 籠神社


籠神社と、籠神社の奥宮である真名井神社はとても古い歴史を持つ神社で、伊勢神宮が現在の三重県伊勢市に鎮座する前におまつりされた「元伊勢」の伝承地のひとつに数えられています。特に、真名井神社の境内は地場エネルギーが高いとされ、独特の雰囲気があります。

詳細はここには書ききれませんので、ホームページをご覧ください。

<DATA>
■元伊勢 籠神社ホームページ → http://www.motoise.jp/

籠神社をお参りしたら、社殿に向かって左に進み、ケーブル乗り場に向かいましょう。

次のページでは、ケーブルカーの車窓からの絶景を動画でご覧いただきます!