日帰り旅行/名古屋発の日帰り旅行

江戸時代の街並みが残る小京都「飛騨高山」

名古屋から電車で約3時間の場所の「飛騨高山」。江戸時代の町並み、全国で唯一建物が現存する高山陣屋、飛騨グルメなどが楽しめる人気スポットで、日帰り旅行にぴったりです。町がコンパクトでまわりやすく、京都などにはない魅力が味わえるということで外国人観光客からも人気になっています。

水谷 哲也

執筆者:水谷 哲也

企業のIT活用ガイド

日本の魅力が味わえて外国人に人気

 

 

飛騨高山で目立つのが外国人観光客。ミシュランの実用旅行ガイドで「わざわざ旅行する価値がある」最高峰の三つ星を獲得しています。町がコンパクトでまわりやすく、日本人の生活を間近で見ることができます。京都などでは大規模すぎて味わえない日本の魅力が味わえるということで人気を集めています。

もちろん地元の取り組みもすごく、外国人に道を聞かれても逃げない宿の女将は60歳を過ぎてから英語を練習して、カタコトでコミュニケーション。行政も取り組んでおり飛騨高山の観光情報(マップ、ホームページ)は12ケ国対応になっています。高山駅改札口前に飛騨高山観光案内所があります。観光パンフレットなどが揃っているので、まずここを訪れましょう。

全国で唯一建物が現存する「高山陣屋」

 

 

陣屋とは江戸時代に郡代・代官が治政を行った場所。中には役人の仕事部屋や時代劇などでよく見るお白州などがあります。高山陣屋前の広場で毎日、朝市が行われています。他にも宮川朝市が行われています。

江戸時代の町並み

 

 

城下町の中で商人が集まった上町、下町を中心に古い町並みが続きます。町並みの中に数軒の造り酒屋があり、看板代わりに杉玉がかかっています。蔵によっては見学や試飲ができるのが楽しみ。また飲酒コーナーを併設しているところがあり、古い町並みを見ながら一杯やることもできます。また戦国時代、金森長近によって築かれた高山城は建物などはありませんが、城跡は城山公園となり、堀や石垣、曲輪などはいまだに残っています。ここは平山城なので、上ると高山の街を一望できます。

名古屋からのアクセス

特急電車、ワイドビューひだに乗ると座席が進行方向と逆向きになっています。そのまま東海道本線をまず岐阜駅へ。岐阜駅で進行方向が逆になり高山本線に入ります。ようやく進行方向と座席が同じ方向になり飛騨川に沿って渓谷美を楽しみながら約2時間30分の旅で高山駅に到着。
JR名古屋 → 高山 片道5,360円(乗車券3,260円 特別料金2,100円)
車の場合は中部縦貫道を通って約3時間。
名鉄バスセンター(高速バス)→ 高山濃飛バスセンター 片道2,900円

■高山陣屋
住所:岐阜県高山市八軒町1丁目5
電話:0577-32-0643
開館時間:3月 1日~10月31日 8時45分~17時、8月 8時45分~18時、11月 1日~ 2月28日 8時45分~16時30分
URL:http://www.hida.jp/index.html(高山市観光情報)

※データは記事公開時点のものです。

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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