違うから、いい
赤ん坊のように素直になる
あなたの言うことを100%肯定する物は、あなたにとってとてもつまらないはずです。もしそれでつまらないと感じないのであれば、あなたは肯定感に飢えている状態と言えます。まさに、自己肯定をするために周囲の人間関係を犠牲にしているのではないでしょうか。
あなたと恋人は、違う部分と同じ部分があるから惹かれあったのだと思います。そして、自分にはないものを相手は持っていると思ったからこそ、近づこうと思ったのではないでしょうか。違うということは、とても魅力があることなのです。
《剥き出しの自分》が最高に強い
「ほら、殴ってみてごらん」とノーガードな人を、あなたは攻撃できますか? 恐らく、そういう人を相手にするほど攻撃できないのではと思います。それよりも、むしろ相手もファイティングポーズを取ってくれた方が攻撃しやすいのではないでしょうか。同様に、ありのままで素直な人を攻撃しようとする人は、とても少ないものです。そこには抗いがたい魅力が、存在しています。
生まれたばかりの赤ん坊は、とても力が弱いです。でも、たくさんの人が愛を差し出してくれます。それは、赤ん坊が素直に愛を求めるからです。
赤ん坊のように、素直に、相手にコミュニケーションをしてみましょう。誤解が生じないように、正確なコミュニケーションをしてみましょう。そして、傷つくことを恐れない姿勢の、剥き出しの自分で話してみましょう。怖れからではなく、愛の立場から話してみましょう。そうすれば、結果的にコミュニケーションはうまくいきます。