地方公務員:政令指定都市別では横浜市がトップ。1回あたり約83万円
政令指定都市公務員の年間賞与額のトップ10(単位:歳、円)/政令指定都市公務員の年間賞与額から上位10をピックアップ/政令指定都市公務員の期末・勤勉手当の支給状況(総務省「平成26年の地方公務員の給与水準の概況」)より筆者が編集
160万円を超えているのは横浜市と京都市のみです。道府県別ではトップ10は全て160万円を超えていました。政令指定都市の中で高支給といえるのは横浜市、京都市あたりでしょうか。
地方公務員:市区町村別では東京都中野区がトップ。1回あたり約85万円
市区町村公務員の年間賞与額のトップ10(単位:歳、円)/市区町村公務員の年間賞与額から上位10をピックアップ/市区町村公務員の期末・勤勉手当の支給状況(総務省「平成26年の地方公務員の給与水準の概況」)より筆者が編集
続いて東京都多摩市、兵庫県三木市、東京都羽村市、埼玉県ふじみ野市となっています。トップ10の中に東京の特別区が3つ、市が3つと合計6市区。東京都の高さが目立っています。
ちなみに、一番低額だったのは島根県川本町の63万4900円。1回あたりの支給額ではなく年額です。平均年齢が39.4歳と若いのですが、平均年齢が37歳代でも130万円台となっている市があります(例:愛知県刈谷市:37.3歳で132万9100円)。年齢だけが低額となった理由とはいえませんね。市区町村の公務員のボーナスは年間100万円以上の差がでることもあります。
公務員のボーナスといっても、国家公務員と地方公務員ではかなり事情が違うことがわかりました。都道府県ではあまり格差はでませんでしたが、市区町村となると年間100万円の格差がでるところもあり、各自治体で事情が違うようです。これから就職を考えている人はもちろん、自分の住んでいる自治体のボーナス事情も知っておきたいですね。
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