ヴェルニゲローデ城で開かれる中世のマーケット
美しいヴェルニゲローデ城で開催される中世のマーケット
午前中、市庁舎の裏手から出発するミニ観光列車に乗ってヴェルニゲローデ城へ。車窓の外を流れる可愛い家並みに感激しながら10分ほどでお城の入口に到着。お城の広い敷地では中世を再現したマーケットが開かれていました。
この市場では屋台やお店の人たちの衣装、商品やメニュー名にいたるまですべてが中世風で雰囲気たっぷり。テラスにずらりと並んだ屋台には珍しい食べ物がたくさんあって食いしん坊の血が騒ぎます。悩んだ末に、ハンガリー風の具だくさんピザと串刺しのポテトチップスをいただきました。
会場には、手動の回転ブランコや魔女のコンサートや劇など子どもたちが楽しめるアトラクションもたくさん用意されています。ここで鳥笛を売っていた子どもたちのあまりの可愛らしさにメロメロになってしまったガイド。後で絶対に買おうと決めていたのに、帰り道は別ルートだったため叶わずガックリ……後ろ髪を引かれつつ、次回のリベンジを誓ってお城を後にしたのでした。
ヴェルニゲローデ市庁舎に魔女が集結!
魔女祭りのメイン会場のひとつ、とんがり屋根の市庁舎があるマルクト広場
しばらくするととんがり屋根の市庁舎前に魔女たちが集合し、市長さんを囲んでセレモニーが始まりました。リーダーの掛け声に合わせて「イーヒッヒー!」と雄たけびをあげる魔女たち。じつにゆる~く和気あいあいとした雰囲気です。
セレモニーが終わった魔女たちは、町を練り歩きながら次の会場であるニコライ広場(Nikolaiplatz)へ移動。ステージの音楽に合わせて歌ったり踊ったりの賑やかな宴が夜まで続きます。
次のページは魔女のお祭り夜の部。いよいよSLに乗って魔女が住むブロッケン山へ向かいますよ!