ユニーク雑貨やラブリーなアイテムがざっくざく!
春ららら市には100店舗以上が出店しており、どこもほんとうに素敵で自信を持っておすすめできるお店ばかりなのですが、ここでそのすべてを紹介することはできないので、地元民ならではの視点で“いま”の金沢を感じられるアイテムをセレクトしてみました。日常をポップに彩る、めくるめく魅惑の“ハコ”ワールド
普段は商品のパッケージとしてしか認識されない「ハコ」そのものに焦点を当て、キュートなデザインの箱やくすりと笑える面白い箱を次々に創作しているHACO;ya。東山にショップはありますが、不定期の営業なのでこういうイベントで入手するのが早道です。懐かしい跳び箱型のお重箱(3,500円)やカラフルなマーブル模様のはこ帳、その名もm & m'sならぬm & h's(2,500円)、金沢の民芸品「加賀八幡起上り」を箱で作ったハコマンサン(700円)などユーモア溢れる箱がズラリと並び、思わず1つ、2つとお持ち帰りしたくなります。
いつもそばに置きたい、優しくてスイートなテーブルウェア
現代九谷焼作家・庄田春海さんが生みだす作品はナチュラルな色合いと柔らかな筆致、ほんわかした絵柄で、見ているだけで笑顔がこぼれる優しいものばかり。北欧をイメージしたシックな「黒みつば」シリーズ(1,944円~2,916円)やクレムリンにあるお城が描かれたマグカップ(3,240円)が人気ですが、私が何より惹かれたのは動物シリーズ。
愛らしいペンギンが描かれた豆皿(1,620円)やマグカップ(3,240円)、象の六角皿、小鳥がモチーフの飯椀(3,240円)など、あまりの可愛さに取材そっちのけで見入ってしまいました。
春ららら市にでは販売されていませんでしたが、ウサギの豆皿もあり、小動物好きは要チェックの作家さんです。
可愛いにゃんこがお出迎え!味のある活版印刷で名刺を作ってみませんか
昔ながらの町家で先代から活版印刷を営んでいる尚榮堂。残念ながら同店の看板猫すみれちゃんはららら市には来ていませんでしたが、代わりにストール内にはすみれちゃんをモチーフにしたペーパーグッズが満載。すみれちゃんが型押しされたカード(200円)、すみれちゃんと一言メッセージが入ったポチ袋(100円)、名刺入れにもアクセサリー入れにもなる小箱(300円)、肉球マニアにはたまらない肉球プリントのレターセット(400円)など、猫好きはもちろん、猫好きじゃなくてもお持ち帰りしたくなる可愛さ。
さらにイベント特価で名刺を注文できるので(30枚2,000円。通常は100枚~)、オフセットやデジタル印刷にはない温もりが感じられる活版印刷の名刺を作ってみてはいかがでしょうか。