2/2 こんな間取りは失敗のもと、リフォームだから要注意 [住宅リフォーム] All About

夏はサウナに！外から丸見え！窓の取り付けリフォーム
〈失敗ポイント4〉

出窓は南か東方向に取り付けるのがお勧め。

4つめの失敗ポイントは窓に関するもの。窓を大きくするリフォームをすれば、明るく広々とした部屋になり、特に出窓は部屋を広く見せる効果が高いので、人気のアイテムです。

ここで陥りやすいのが、取り付け方位の失敗です。西面に大きな出窓を付けたせいで、部屋は明るく冬は暖かくなったのですが、夏は西日でサウナのように暑い部屋になってしまったという失敗事例があります。北面に付けると、寒さが防ぎにくく、結露しやすくなります。

他にも、お風呂に大きな窓を取り付けたら、裏の家のリビングの窓から丸見えで、結局いつもブラインドを閉めているという家もありました。

窓のリフォームは、方位と近隣の様子をよく確認して

窓のリフォームを行う際は、まずは構造上の問題が無いか、それから方位と近隣の環境の確認をしましょう。寝室の場合は、東向きの窓にも注意が必要です。早朝から強烈な日差しが入ってきますので、断熱雨戸やシャッターで対策しておきましょう。

憧れの対面キッチン、あまりの狭さにガッカリ
〈失敗ポイント5〉

人気の対面キッチンへのリフォームにも失敗が潜んでいる。

最後にご紹介する失敗ポイントはキッチンです。人気のキッチンリフォームと言えば、対面キッチンへの間取り変更です。料理をしながら家族の様子を見ることができ、また手元は隠したままオープンな雰囲気を味わえます。

しかしリフォームだからこそ陥りやすい落とし穴が、対面にしたら狭くて、使いにくくなったというものです。また壁付けスタイルよりテーブルまでの距離が長くなるので、配膳がメンドウになったという声もあります。

みかけはよくても、使い勝手が悪くなってるケースも

対面キッチンにするためには、ある程度の面積が必要です。最小限の面積でぎりぎり対面スタイルにしたプランを見かけることがありますが、明らかに使い勝手が悪くなっているケースが少なくありません。

みかけだけ、理想の形になっても意味はありません。対面キッチンへのリフォームのポイントは、下記でご紹介していますので、キッチンリフォームの計画がある方はぜひご覧下さい。