お腹が満たされたら、街歩きスタート
食べ終わった時点でまだ13時前。ここから街歩きスタートです。まずは金沢で今一番人気とも言える、21世紀美術館へ。お寿司屋さんから美術館までは1キロちょっとありましたが、この日は春の陽気。腹ごしらえも兼ねて歩くことにしました。開放的な空間。21世紀美術館で現代アートに親しむ
金沢訪問は3回目ですが、21世紀美術館に来るのは実は初めて。過去2回とも休館日に当たっていたため、念願の訪問です。どうしても見たかったのが、この「レアンドロのプール」。上から見ると普通のプールですが、地下にも空間があり、入ることができます。なんとも不思議です。無料で見られるゾーンにもたくさんのアート作品があり、街にとけ込んだ美術館という印象を受けました。
金沢21世紀美術館
心静かに。「禅」の世界に身を委ねる
21世紀美術館から7~8分ほど歩いて向かったのは、鈴木大拙館。予定にはありませんでしたが、お寿司屋さんのおススメだったので、近いこともあり行ってみました。鈴木大拙は金沢出身の仏教哲学者。日本の禅文化を世界に広く知らしめた人なんだそうです。
館内には鈴木大拙の著作や彼の言葉などの展示。そして「思索空間」として、静かな池を望む部屋があります。座ってぼんやりとしていると、聞こえるのは風の音と鳥の声だけ。いつしか無心になっていることに気づきます。
鈴木大拙館
気軽に借りられる自転車で、次の目的地までひとっとび!
ここで少し足が疲れてきたな…と思い、バスに乗ろうかと思ったのですが、次の目的地に行くには少し不便。とここで、今さらながらですが「まちのり」という自転車の存在に気づきました。これは市内17カ所にポートがあり、登録すれば自由に使えるというもの。ポートからポートまで30分以内に返却すれば、1日たった200円で使えます!
金沢レンタサイクル「まちのり」
今にも侍が歩いてきそう?雰囲気残る武家屋敷へ
自転車に乗って、江戸時代の武家屋敷の街並みが残る「長町武家屋敷」に向かいました。土壁に黒い瓦、木の格子。自分は今どこにいるんだろう?という不思議な気持ちになってきます。そしてここで行きたいカフェがあったのですが、なんと臨時休業…残念すぎます!
長町武家屋敷跡
空き時間で、気軽に伝統工芸を体験!
お目当てのカフェに行けなくて時間が空いたので、金沢の伝統工芸でもある金箔を使った「金箔貼り」を体験してみることに。金箔は職人が叩く機械を使って伸ばしていくのですが、なんと1万分の1ミリという薄さになっています。手作業だなんて信じられない…。金箔貼り体験では、型を使って容器に金箔を貼っていくので、誰でも簡単にきれいに金箔を貼ることができる、というものです。
思った以上の仕上がりで、自分へのいいお土産になりました。
金沢カタニ 金箔貼り体験
お土産も買い込んで、余裕を持って帰路へ
時間に余裕を持って駅まで戻り、お土産を物色。さすがに北陸新幹線関連のグッズがたくさんありました!名残惜しいような気もありますが、日帰りということを考えると充分すぎるぐらい満喫した気分!正直、日帰りでここまで楽しめるとは思っていませんでした。また今度、「あのお寿司が食べたいから」なんて目的で日帰りしてしまいそうで、ちょっと怖くもありますが!?
思い立ったら金沢弾丸旅行、おススメです!