今井翔の恋愛コラム/今井翔の恋愛情報

恋愛の《痛み》を受け止め、次のステップへと進む(2ページ目)

誰しも恋愛において、痛みを感じるときがあります。それは恋愛が、あなたを仮面のかぶっていない素の自分へと戻すプロセスだからです。それは癒しを伴い、そして同時に痛みを感じる瞬間もあります。今日は、そうした痛みや悲しみといった感情と向き合い、より高いレベルの自分と出会う方法をお伝えいたします。

今井 翔

執筆者:今井 翔

恋愛ガイド

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痛みをまだ感じるか?

痛みに対する感情を選ぶこともできる

痛みに対する感情を選ぶこともできる

では、具体的にどうすれば良いのでしょうか。ひとつ簡単な方法としては、あなたが痛みを感じることに対して考え方や行動を変えたときに、まだ痛みを感じるかどうかチェックするという方法があります。

例えば「どうせ男性は浮気をする」という考えに痛みを感じていた場合は、「浮気をしない男性もいる」と考え方を変えてみます。もちろんこの段階ではまだ、「本当にそうだろうか?」と疑いが出てくるでしょう。それは正常なことです。

そして「本当にそうだろうか?」という疑いに対して、誠実に対応する必要があります。痛みを感じていた考えを支持する観念を、壊していくのです。例えば「どうせ男性は浮気をする」という考え方は、「100%男性は浮気をする」と言っているのと同じこと。もちろん100%というのはあり得ませんから、「浮気をしない男性もいる」という可能性が少しはあることがここで分かります。

次に、可能であるなら周囲にアンケートをとったり、浮気をしない男性について書かれた書物やデータを探すなど、自分が本当に望む考え方を支持する観念を形成していくものに触れます。

ここまできたところで「痛みをまだ感じるだろうか?」という質問を自分にします。そうすると、痛みを感じる考え方(ここでは「どうせ男性は浮気をする」)という考えは間違っていたことにもう気づいていますから、もはや痛みを感じません。もしまだ痛みを感じるようであれば、更に行動が必要だということです。

痛みを抱いたまま生きるのか、捨てるのか、感謝して溶かすのか

痛みというのは、厄介なものです。それを持つことが一種の免罪符のような役割となっていたり、行動しないための理由となります。

しかしここで重要なのは、それがあなたの本当に欲しいもののために役立つのかどうか?ということです。きっと役立つことは、ないのではと思います(もちろん、痛みを持つことを趣味とする人もいるので全否定はしません)。

あなたは痛みを抱き、死ぬ瞬間に「ああ、こんなものさっさと捨てとけばよかった」と思うのか、今さっさと捨て、メッセージを受け取り「次のステージに行こう!」とその感情に感謝して溶かすのか。それはあなたの選択次第となります。

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