「ピサの湯」こと、サン・ジュリアーノ・テルメという湯治場

San Giuliano Terme

サン・ジュリアーノ・テルメの町の中心にある温泉ホテル「バンニ・ディ・ピサ・パラス」 (c)Ewa Kawamura


San Giuliano Terme

サン・ジュリアーノ・テルメの町並み (c)Ewa Kawamura

通称「ピサの湯(Bagni di Pisa)」という名でも知られる町、サン・ジュリアーノ・テルメ(San Giuliano Terme)は、ピサから約9キロのところにあります。この湯治場は、ピサから車で約20分、国鉄サン・ジュリアーノ・テルメ駅からも徒歩5分のところにあるので、公共の交通機関でも簡単にアクセス可能です。18世紀、トスカーナ大公が湯治場として開発、19世紀前半に全盛期を迎え、王侯貴族や文化人たちに愛された湯治場となりました。のどかな自然に囲まれ、とても静かで小さな村で、中心の広場は、1820年にやってきた英国ロマン派詩人シェリーの名が冠されています。

ホテル「バンニ・ディ・ピサ・パラス&スパ」

Bagni di Pisa

サン・ジュリアーノ・テルメのシンボルでもある温泉ホテル「バンニ・ディ・ピサ・パラス」 (c)Ewa Kawamura


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ホテルの裏山には、19世紀にカフェハウスだった展望テラスがある (c)Ewa Kawamura

この広場にある町のシンボルでもある建物に、今回紹介する素敵なホテルと温泉施設「バンニ・ディ・ピサ・パラス&スパ」が入っています。宿泊客でなくともスパの使用は可能です。お肌がすべすべになるお湯で、泥パックもあります。建物の裏山の遊歩道でウォーキングも楽しめ、上った先には「カフェハウス」と呼ばれる19世紀の列柱アーチ型の東屋があり、ここからピサの斜塔も見えるパノラマが一望できます。

18世紀のトスカーナ大公の湯治用の別荘を改装!

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ホテルの中心部メインフロアにある優雅なラウンジ (c)Ewa Kawamura


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ホテルに残る18世紀の天井フレスコ画 (c)Ewa Kawamura

ホテルは、18世紀のトスカーナ大公の湯治用の別荘を改装したもので、ピアノ・ノビレ(高貴な階)とよばれるメインフロアには、18 世紀に描かれた天井フレスコ画が残っていて、左手(西側)の翼にあるホテルの玄関口の上には、トスカーナ大公の紋章が掲げられています。格付けは5つ星、リーディング・ホテルズ・オブ・ザ・ワールド加盟店ですが、比較的リーズナブルな価格設定なので、ピサ観光のときにはぜひ合わせて泊まってみる価値のあるホテルです。

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ホテルの玄関上に掲げられたトスカナ大公の紋章 (c)Ewa Kawamura

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Bagni di Pisa Palace & Spa(バンニ・ディ・ピサ・パラス&スパ)
住所:Largo Percy Bysshe Shelley, 18, 56017 San Giuliano Terme
TEL:+39 050 88501
料金:240ユーロ~



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