貝がらモザイクに覆い尽くされた
漁村を見下ろす丘の上の公園
続けて貝がら系スポットをご紹介。ネーミングからしてかなり牧歌的なイメージですが、かなり強烈な“じいちゃんオーラ”メラメラのスポットです。
「若人よ 明治につづけ ど根性」のメッセージも熱い砲台
入口は目立たないので注意 |
展望台にもなっている船はその名も「白山丸」 |
貝がら鳥居の白山神社 |
園内には鳥居やベンチ、石柱、展望台、その他もろもろのオブジェなど、様々なコンクリート製の造形物が。そして、そのすべてが、貝がらがびっしりと埋め込まれたモザイクアートになっているのです。蒲郡ファンタジー館のようにカラフルな貝ではなく、どれもごく普通の白い二枚貝や巻貝。グレーのコンクリート地+白い貝がらのモノトーン基調が、枯れたムードを醸し出してます。
父子2代で20年がかり
きっかけは白蛇のお告げ(!)
創設のきっかけは昭和30年、創設者の故・山本祐一さんの夢枕に表れた白蛇。その頭上に光る貝がらが舞い落ちてくる夢を見たことから、貝がらづくしで白蛇を祀る神社を建てよう、と思い立ったと言います(ただの夢でしょ、なぜ?という平凡な疑問は、ここではグッと胸の奥に飲み込んでください)。こんなかわいいモザイク絵も |
ひょうたん型の貝塚 |
頑固じいちゃんのお説教に
Bスポマスターのパワーを実感
2代目園主の山本良吉さん |
さて、ここで注意。鳥居をくぐったら、社の前でちゃんと手を合わせておまいりすること。そして、良吉さんの姿を見かけたら必ず挨拶すること。その際、間違っても「貝がら何個使ってるんですかぁ~」なんて尋ねてはいけません。かつて、「オメたち、ヒマなんだで自分で勘定せやええがや!」とド叱られた経験を持つ筆者が言うのですから、あえて火中の栗を拾うことはオススメしません。
「白山の灯りともりて豊浜の港も繁く出船入船」。貝で記された詩も味わい深い |
□ 貝がら公園
・ 所在地:愛知県南知多町豊浜半月
・ アクセス:名鉄名古屋駅から内海駅まで約1時間、知多バス師崎港行きで約15分、半月バス停下車徒歩15分。車の場合、南知多道路豊丘ICより約5分、漁港に停め徒歩約15分(名古屋駅から約1時間15分)
・ TEL:0569・65・0711
・ 見学自由、無休
・ 入園料:無料
・ Yahoo地図情報
□1ページ・・・5位は巨岩と仏神像だらけの宗教デパート!
□2ページ・・・4位はサイケな貝がらワールド!!
□4ページ・・・2位はOH!モ~レツな“天下の奇祭”神社!!!!
□5ページ・・・1位は幻の巨匠の宗教テーマパーク!!!!!