絵の具や食紅を使わないナチュラルなイースターエッグの作り方
玉ねぎの皮で染める伝統的なイースターエッグ
ヨーロッパではイースター(キリスト教の復活祭)が近づくと、イースターの象徴である卵、ヒヨコ、ウサギのモチーフを飾り、イースターの準備を始めます。イースターはキリスト教の大切な祭事ですが、最近では待ちに待った春の到来を告げるお祭りのように受け取られているのです。イースターには家族揃って教会にも行きますが、子ども達が楽しみにしているのはエッグハントなどのイースターの遊びです。庭や部屋の中に隠されたカラフルなイースターエッグを探すのはとても楽しいゲームなのですよ!
葉っぱのステンシルが素敵なイースターエッグ
最近は卵の殻に絵を描いたり、シールなどを貼ってカラフルにデコレーションするイースターエッグが人気ですが、伝統的なイースターエッグの作り方は玉ねぎの皮の煮汁で卵の殻を赤く染める方法です。玉ねぎを使うので染めた後の卵も安心して食べる事ができます。今年はぜひお子さんと一緒に、安全でナチュラルなイースターエッグを作ってみてくださいね。
玉ねぎの皮で卵を染めるイースターエッグの作り方
材料:殻の白い卵、玉ねぎの皮 5~7個分、ストッキング、ステンシルに使う葉っぱ。
皮は5~6個分用意してください。
1. 玉ねぎの皮は外側の茶色いものだけ使います。大きさにもよりますが、中サイズの物を5~6個用意してください。
卵は白い物を用意してください。
2. 卵は殻の色が白い物を用意してください。
ストッキングは15cm程に切り分けます。
3. 薄手のストッキングを用意し、幅15cm程に切り分けます。ストッキングがなければ目の細かい水切り袋を使ってください。
道で摘んできた可愛い形の葉っぱ
4. 今回は卵に模様を付けるための葉っぱをステンシルとして使います。葉っぱはイタリアンパセリやミントなどのハーブが適していますが、雑草を使う時は葉に厚みがなく、柔らかい葉を使うと綺麗に模様が出ます。
ストッキングの中に卵を入れます。
5. 卵に葉っぱを当て、卵と一緒にストッキングの中に入れます。葉っぱがよじれないように気を付けてください。
ストッキングの両端を結びます。
6. 葉っぱがストッキングからずれないように手で押さえながら、ストッキングの両端をしっかりと結びます。
鍋に玉ねぎの皮、水、卵を入れ、卵を茹でます。
7. 鍋に玉ねぎの皮、水、ストッキングに包んだ卵を入れ、火に掛け、卵を茹でます。茹で時間は15分ぐらいです。
卵を取り出します。
8. 卵が茹で上がって、表面が赤く染まっていたら、卵を鍋から取り出します。色が薄ければ火を止めた後も湯の中に浸けておいてください。
葉っぱの模様が綺麗に出ました。
9. ストッキングから卵を取り出し、葉っぱを剥がします。卵は葉っぱの当たっていた部分だけ白く残り、全体は赤く染まりました。赤い色は玉ねぎの皮から出た色素なので、安心して卵は食べられます。
伝統的なイースターエッグは染料に玉ねぎを使うので染めた後のゆで卵も安心して食べる事ができます。また、卵にステンシルするための葉っぱをお子さんと一緒に集めるのも楽しい作業ですよ!今年はぜひ玉ねぎの皮を使って安全でナチュラルなイースターエッグを作り、イースターにはみんなでエッグハント(卵探し)を楽しんでくださいね。
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