自分のツイートを誰が見ているのか?
自分のツイートを誰が見ているのかを確認できる足跡機能はないのか・・・。そんな疑問を持つ方も多いようです。残念なことに、Twitterには自分のツイートあるいはプロフィールページを見た人を表示するような機能は用意されていません。
もし、Twitterの足跡機能をうたったようなサービス、アプリなどがあっても、それは九分九厘スパムアプリです。使ってもツイートを見た人を特定できないばかりか、ろくな事にならないので、絶対に使わないようにしましょう。
そもそもTwitterを公開で利用しているアカウントのツイートは、Twitterユーザーでなくても閲覧できます。そして鍵つきアカウント(非公開アカウント)だからといっても安心できず、閲覧を許可した誰かがそのツイートをコピーしたりスクリーンショットを撮って拡散してしまうということもあります。
Twitterで投稿した内容は、たとえ鍵付きだろうが、フォロワーゼロだろうが、何かの拍子に見られてしまうことがあるということを肝に銘じて活用しましょう。
特定のユーザーをフォローせずに、そのアカウントのプロフィールページをダイレクトに表示し、その人のツイート、他のユーザーとの@のやりとりをつぶさに見ている・・・。
こう書くと「気持ち悪い!」「ストーカー!」などという方もいるかもしれませんが、割りと多くの人が普通にやっていることです。自分をフォローしていないのに、じっーとすべてのツイートを見ている人がいる、それを元に自分の生活を想像している人がいる。Twitterというのは、そういうサービスだと割りきって使いましょう。
Twitterアナリティクスで何がわかる?
さて、Twitterではツイートを見た人を確認するすべはありませんが、自分のツイートがどれくらいの人数に見られたか、リンクや画像がどれくらいクリックされたかという統計データを確認する「Twitter アナリティクス」という機能が用意されています。Twitter Analytics(Twitter アナリティクス)
https://analytics.twitter.com/
これは、Twitterユーザーであれば誰でも無料で使える解析機能です。Twitterにログインした状態で上記にアクセスすると、そのアカウントの解析を表示できます。
ログインすると、ツイートごとのインプレッション、エンゲージメント、エンゲージメント率が一覧で表示されます。どのツイートが拡散し、多くの人にクリックされたかがすぐにわかります。
さらに特定のツイートをクリックすると、エンゲージメントの詳細を確認できます。クリック、お気に入り、リツイート、プロフィールの表示数などそのツイートをきっかけにしたユーザーのアクションの数が確認できます。
なお、アカウントによってはTwitterアナリティクスにアクセスしなくても、Twitterから直接ツイートの分析を表示できます。ツイートのページを表示し「ツイートアクティビティを表示」をクリックすると、次のような簡易的な解析結果が表示されます。
フォロワー分析
Twitter アナリティクスのメニューの「フォロワー」をクリックすると、自分のアカウントをフォローしているユーザーの傾向がわかります。興味分野や性別、トップインタレストなどは、フォロワーがTwitterに登録しているプロフィールやツイート傾向から判断して表示されます。といってもフォロワー分析はそこまで厳密なわけではありません。事例にしているアカウントはフェレット用品のECショップフェレトイズのアカウントですので、目視でフォロワーを確認する限り、8割がフェレットオーナーで、フェレットへの興味・関心の高い人ばかりですが、トピックがニッチすぎるために表示されていません。ですからここでわかるのは、大まかなユーザーの傾向として捉えるとよいでしょう。
情報発信、マーケティングなど目的、ターゲットを明確にして運用している場合は、このフォロワー分析を見て、正しいターゲットがフォローしてくれているかどうかを確認してみましょう。フォロワーが増えた!と思ったら、スパムアカウントばかりだった・・・ということもありえますので、自分の運用の方向性を評価する上でも、フォロワーの傾向はチェックするとよいでしょう。
まとめ:解析機能を使って効果的な運用をしよう
Twitterを使って広く情報発信をしたい、多くの人を自分のWebサイトやブログに誘導したいと考えている方は、無料で使えるTwitterの解析機能を使って、効果的なツイートを研究してみてください。なお、Twitterのアクセス解析は、ログインできるアカウントの結果しか確認できないので、他のユーザーのツイートの効果検証はできません。自分のツイートがちっともクリックされていないことがばれてしまう・・・ということはないので、安心してください。ただし、bit.lyのURL短縮ツールを使っている場合、bit.lyの短縮URLのあとに+をつけると、誰でもクリック数が確認できるので注意してください。
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