遺跡に咲く桜によく似たアーモンドの花

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桜によく似ていますが、桜ではありません!

イタリアの最南端に位置するシチリア島は、地中海性の温暖な気候で、春の訪れがひと足早め。2月にもなれば、「アーモンドの花」が咲き始めます。

桜にとてもよく似ているため、シチリアを訪れこの花を目にした日本人の方には「シチリアにも桜が?!」と聞かれることがありますが、これはアーモンドの花なのです。ナッツとして食べるアーモンドは、いわば種の部分。2月頃から咲き始めたアーモンドの花は、5月には青々とした実をつけます。その中の種の部分が、日本でもよく食べられるアーモンドというわけです。


古代遺跡でお花見!Sagra del mandorlo in fiore アーモンドの花祭り

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花に彩られる世界遺産の古代遺跡。なかなか贅沢なお花見ですね。

世界遺産・古代ギリシャ神殿遺跡群で知られるアグリジェントでは、毎年、アーモンドの開花に合わせ1月末~3月頃に「アーモンドの花祭り」を開催しています。2月と言えば、イタリア全土的に「謝肉祭カーニヴァル」、特にベネチアのカーニヴァルが日本でも知られていますが、「アーモンドの花祭り」も今年で第70回目。知る人ぞ知る伝統的なお祭りでもあります。

 

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プログラムには、幻想的なキャンドル行列も。ブルガリアの民族衣装チーム

開催日時を同じくして、「世界民族舞踊フェスティバル」など、アグリジェント旧市街を舞台に同時開催されるイベントも多数。古代遺跡でお花見を楽しむほか、メキシコやギリシャ、スペインなど世界から集まる民族舞踊チームの舞台や民族衣装行列など、ちょっぴり珍しいイベントも見学できます。

 
古代遺跡の街で民族舞踊?とちょっと不思議ではありますが、地中海の真ん中に浮かぶシチリアは、東西交易の要所として栄え、また古代ギリシャ、古代ローマ、アラブ、フランス、スペイン……など、各時代の列強国に支配されてきた長い歴史があります。

異文化がミックスして独特な文化が育まれたシチリア。世界各地の伝承文化と交流する素地が元々あるということなのかもしれません。ちなみに、「世界民族舞踊フェスティバル」も今年で60回目。何気に伝統的なフェスティバルは、世界平和祈願がコンセプトに掲げられています。


開催時期は毎年年末頃に決定

今年の会期は、2月12~22日。開花時期に合わせての開催となるため、開催日時の決定は毎年前年の末頃で、なかなか旅程を合わせるのが難しい面もありますが、タイミングが合えば、一度は体験してみたい花に彩られる古代遺跡。2016年の開催時期は、下記のサイトでチェックできますよ!

■アグリジェント・アーモンドの花祭りの開催日をチェック>>>Visitiagrigento.it(イタリア語のみ)



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