事前準備の鉄則とは

水と安全はタダの日本は本当にいい国です。日常生活で身体への危険を感じることはまずありません。この良さというのは、はっきり言って海外に行ってみなければ分からないものです。ほとんどの国では水と安全は“有料”が当たり前だからです。その意味では何か事件が起きてからハッと我が身を振り返るのが私も含めて現代の日本人なのかもしれません……

今からでも全然遅くはありませんので渡航の予定がある方は以下の3つ、もう一度確認してみてください!

その1 現地の治安状況をチェックしましょう

海外では政治的デモには近づかないこと(写真はイメージです)

海外では政治的デモには近づかないこと(写真はイメージです)

一概に治安状況といっても様々です。凶悪な強盗がたくさん待ち構えているような場所もあるでしょうし、政治的背景が元になっている治安の悪さというのもあります。また、周辺国との紛争関係によって国内の治安が乱れることも少なくありません。これら背景の違いによって、対応策も変わってきます。

たとえば、渡航前に治安はどのように調べるべきでしょうか。真っ先に確認しておきたいのが、外務省が提供している「海外安全ホームページ」です。別記事でも詳細に解説していますが、このページは各地の生の渡航情報を得る手段としては、大変便利なものです。特に危険情報は詳細にチェックしておきましょう。

同ページによると、危険情報とは「渡航・滞在にあたって特に注意が必要と考えられる国・地域に発出される情報で、その国の治安情勢やその他の危険要因を総合的に判断し、それぞれの国・地域に応じた安全対策の目安をお知らせするもの」。

海外の治安情報が満載の外務省海外安全ホームページ(写真は同ホームページより抜粋)

海外の治安情報が満載の外務省海外安全ホームページ(写真は同ホームページより抜粋)

危険度の目安は4つに分類されており、大変見やすくなっています。国によっては情勢がかなり流動的になるところもあるので、逐一確認することをおススメ(国によっては何年も更新されていないところもありますが…)。また、この危険情報はあくまでも参考情報であって、渡航者やツアー主催会社などに対する強制力は一切ないということに注意してください。当たり前ですが何事も自己責任ですので、「危険情報が出ていないから安全だと思ったのに~」なんてことは言えません。

その意味では、単にランク付けされた危険度を鵜呑みにするのも、十分ではありません。その背景にある現地特有の事情も十分に理解した上で渡航することが重要です。歴史、宗教、政治、文化などについての予備知識があればきっと旅もより楽しいものになるはずですし、ひいてはそれがいざという時に自分の身を守ることにつながります。

ネット上の口コミ情報もチェック!

ネット上の口コミ情報もチェック!

行ってみたい旅行先があったら、まずは外務省の海外安全ホームページで状況を確認してみましょう。それから自分なりの情報収集をこころがけることです。気になるキーワードで検索をかけるだけでも、けっこういろいろな生の情報が出てくるものですよ。また市販のガイドブックにも、治安上の注意点がまとめられていますので一読しておくと良いでしょう。

外務省海外安全ホームページはこちら

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