海を望むロフト
1. 土壁と木組みで仕上げられた個室。照明は和紙製のペンダントライト。写真は全て星野土建提供 |
2. ハシゴでメンテナンス用のハッチに上がる。 |
3. ハッチから屋根越しに遠く海を望む。 |
2階のハシゴを昇るとロフトに出ます。雄大な太平洋の水平線を望むのに丁度良い高さの空間です。ここからメンテナンス用のハッチを開け屋根に上がると、青い空が仰げ、夏の夜には満点の星をバックに打ち上げられる富津公園の花火も楽しめるのです。
内房の海岸の近くという眺めの良い立地なので、別荘と思われがちですが、建て主のTさん一家は1年の半分以上をここで過ごされています。したがってこの家は、Tさんにとって「終の棲家」となっているのです。
◆建築データと建築家プロフィール