マスコミ騒然の復帰劇
ではこれで、無事芸能界復帰が実現したのかというと、それほど単純にはいかないようで、1月末の時点では今後の活動は未定のようです。そうなると、あれだけ大騒ぎになったライブはいったい何だったんだという疑問も。そこで、例の事件以降の流れをふまえたうえで、まことにお節介ではありますが、山本圭壱の今後についていろいろと考えてみたいと思います。
スマートで笑える逃走劇
今回のライブは残念ながら見ることができませんでしたが(何しろ、当選倍率160倍だったとか)、数本のコントを演じて大盛況だったとか。終演後は取材陣ややじ馬が大群衆となって、パニック寸前だったものの、そこからの脱出法はなかなかシャレたものでした。ライブ会場から出てきた山本は、車を停めておくスペースのない下北沢駅前から、追いかけてくる取材陣を引き連れて井の頭線に乗り込み、2つ目の駅・駒場東大前で下車。そこから用意してあった原付バイクに乗ってどこかへ立ち去ってしまい、後には呆気にとられた大勢の取材陣が残されたといいます(笑)。
しかし、目論んだ山本サイドにとってはしてやったりかもしれませんが、やられた側の報道陣は間違いなくご立腹でしょう。今後、本格的な復帰を目指すのであれば、長期的に見てメリットのあることではなかったように思います。