6W1Hを意識すること
効果的な社内コミュニケーションとは、「6W1H」を常に意識することが大切です。コミュニケーションではターゲットの身になって考えることが重要
Who(誰が):メッセージの発信者は誰なのか
Whom(誰に対して):メッセージを伝える相手、ターゲット
What(何を):ターゲットに伝えたいこと、コンテンツ
How(どのように):コンテンツの料理方法、当事者意識を持ってもらう切り口
Why(なぜ):どうして伝えるのか、どうなって欲しいのか、ターゲットのあるべき姿
Where(どこで):どのメディア、ツールを使って伝えるのか、伝達手段
When(いつ):メッセージの発信時期
以下、順に説明していきましょう。
誰が誰に、何をして欲しいのか
誰が、というのはメッセージの発信者。これは意識するもしないも当事者だから、当たり前!、ということになりますが、注意したいのは、自分たちの言葉で発信してしまうことです。たとえば、情報システム部からのお知らせ、専門用語が当たり前のように記載されており、システム素人にはとても読めたものでない、ということはありがちです。誰に対してを意識するということは、メッセージを届けたい相手目線で伝える、と言うことです。相手が理解できるレベルを把握することです。日ごろからそのターゲットとコミュニケーションを取るなどして、そのレベル感を把握しておきましょう。
何をして欲しいのか。管理部門からの発信は大きく分けて3つあるでしょう。
・事実、方針、メッセージの伝達、知ってもらう、理解してもらう
・新しい取り組み、サービス、機能を知ってもらい使ってもらう
・コンプライアンス等、理解して守って欲しい、必ず実践して欲しい
つまり、理解してもらう、使ってもらう、守ってもらう、それらの組合せが多いかと思います。