ママ友づきあいは「異文化交流」

ママ友

 手探りで始まるママ友づきあい

たまたま子どもが同じ学年だった。たまたま近所に住んでいた。そんな「たまたま」から始まるママ友づきあい。

人との出会いは「たまたま」の連続ではありますが、同じ学校や職場を選んだという共通点もなく、同じ趣味を持っているわけでもないのが、ママ友。お互いに様子をうかがいながら気の合う人を探す感じは、公立の小中学校に通う子どもたちの友達づくりと似ているかもしれません。

生きてきた年数の分だけ、ママたちはバリエーションに富んでいます。年齢もバラバラの、色々な人生を歩んできた人たちと、「ママである」という共通項だけで、つき合いが始まるのです。そこに面白さはあるものの、ママたちの「異文化交流」は波乱含み。

保護者会の役員を一緒にするなど、つきあいを避けられないママ友たちの中に不穏な空気を感じたとき、どのように乗り切ればいいのでしょうか

不機嫌オーラの攻撃性

不機嫌なママ

不機嫌オーラの破壊力はバカになりません

なぜかいつも不機嫌なママ友。最初は「体調が悪いのかな?」と思っていたのだけれど、どうやらそうでもない様子。「もしかして嫌われてる?」「自分や子どもが気に障ることをしちゃった?」と心配になり、ついつい顔色をうかがってしまう。過剰に気を使ってぐったりと疲れてしまう。……そういうことが続くようであれば、「受動的攻撃(Passive Aggression)」を受けているのかもしれません。

受動的攻撃というのは、「消極的」あるいは「間接的」に、不満や怒りなどを表現することです。例えば、みんなで協力して物事を進めなければいけないときに、連絡が取れなくなったり、会話に参加しないなど、非協力的だったりします。あるいは「○○さんはいいわよねえ」などといやみを言ったり、あてつけがましい態度を取ったります。

「この人に、自分は何か悪いことをしたのだろうか?」と相手に不安や罪悪感を抱かせるというのも、受動的攻撃の特徴です。受動的攻撃はモラハラ加害者の常套手段でもあります。不機嫌な態度を取る理由を説明せず「胸に手を当てて考えてみろ」と、自分の気持ちを「正確に察する」よう、要求してくるのです。

しかし、超能力者でもない限り、相手の気持ちを正確に読み取るのは不可能です。ですから、不機嫌オーラを使った「遠回しな攻撃」は、何度もやられているうちに、ボディブローのように効いてきます。

また、不機嫌オーラを回避しようと、周囲がその人に気を使っていると、対等であるはずのグループの中に力関係ができてしまったり、メンバーが疑心暗鬼になったりして、風通しのよい意思疎通ができなくなってしまうこともよくあります。

>> では、そういう人とは、どのようなつき合い方をすればよいのでしょうか?