グランド・ホテル・コンティネンタル

Hall Siena

ホテル・コンティネンタルの玄関ホール (c)Ewa Kawamura


Stemma gori pannoilini

舞踏室の天井に描かれたゴーリ=パンニリーニ家の紋章のあるフレスコ画 (c)Ewa Kawamura

グランド・ホテル・コンティネンタルは、シエナの歴史遺産のひとつ。後期ルネッサンス建築で、17世紀の貴族の館パラッツォ・ゴーリ=パンニリーニ(Palazzo Gori-Pannilini)を改装したホテルです。シエナの名門貴族キージ家出身のローマ法王アレクサンデル7世(ファビオ・キージ)が、1677年、姪のオリンピア・キージがゴーリ家に嫁いだのを祝い、建築家ジョヴァンニ・フォンターナ(ローマ法王庁お抱え建築家ドメニコ・フォンターナの兄)に頼んで、既存の館を豪華に改装させました。

本物のフレスコ画が随所に!

dettagli affreschi

舞踏室にあるフレスコ画のディティール (c)Ewa Kawamura


stanza con quadratura

フレスコ画が残っている客室 (c)Ewa Kawamura

そのため、今でもホテル内部には、当時の素晴らしいフレスコ画の数々が残っています。「高貴な階(ピアノ・ノビレ)」と呼ばれるメインフロアには、バロック様式の華麗なクワドラトゥーラ(建築的なだまし絵)で飾られた舞踏室があり、その天井には、天使がゴーリ=パンニリーニ家の紋章を天空に持ち上げている様子が描かれています。往時のフレスコ画が残っている客室もあるので、宿泊する際は、そんな歴史的なお部屋をリクエストすれば、旅の思い出がさらに素晴らしいものになるでしょう。浴室はカッラーラ産の大理石が使用され、シエナの旧市街のパノラマを一望できるテラスの付いたお部屋もあります。

グルメレストランも素晴らしい!

Cortile bar

かつての中庭部分は、おしゃれなバーに (c)Ewa Kawamura


ristorante

ホテルのグルメレストラン (c)Ewa Kawamura

館内の大階段の壁には、1904年、イタリア王女マルゲリータ・ディ・サヴォイアが、ここに宿泊したことを記した碑板が掲げられ、かつての中庭部分は、ガラス天井で覆われ、夜はオシャレなバーに、朝は爽やかに朝食の間に変身します。郷土料理をベースに洗練させたグルメレストランもあり、デザートワインと組み合わせた斬新なデザートメニューが充実していて、とても美味しいです。

facciata dettagli

グラント・ホテル・コンティネンタルのファサード (c)Ewa Kawamura

格付けは5つ星、リーディング・ホテルズ・オブ・ザ・ワールド加盟店で、シエナの中心、カンポ広場から徒歩2分という便利な立地にあり、言うまでもなく、町一番の最高級ホテルです。

<DATA>
Grand Hotel Continental(グランド・ホテル・コンティネンタル)
住所:Banchi di Sopra, 85, 53100 Siena
TEL:+39 0577 56011
料金:350ユーロ~

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