その3:糖度18%の『富山干柿』
最後は県推奨とやまブランドに認定され、県西部にある南砺市城端(じょうはな)で作られる絶品の干し柿を紹介します。土地の固有種である三社(さんじゃ)柿を20日から25日間干して(乾燥させて)作った干し柿は、糖度18パーセントを誇り、出荷シーズン間際になると全国から問い合わせが殺到するほど人気です。もともとは加賀藩の藩主・前田利常が奨励して製造が始まったという歴史を持ちます。時を経た今でも、乾燥中に干し柿1つ1つに合計2回の手もみ作業を行うなど、昔ながらの製法で上品な甘みを守っています。
お土産品としてなら、駅や空港で買えます。自宅まで待ちきれないという方は、移動中の新幹線などで味わってみてもいいかもしれませんね。
○富山干柿出荷組合連合会
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以上、一度は食べてみたい富山のご当地グルメを紹介しましたが、いかがでしたか?
富山の海の幸については過去記事「北陸新幹線で食べに行く!富山湾を代表する海の幸3選」で紹介しました。今回海鮮系以外のグルメ。他には氷見(ひみ)牛、黒部名水ポークなども人気です。富山観光の際には、ぜひとも口にしてみてくださいね。