家計簿を付けるとどう変わる?

家計簿を付けることで、貯蓄が増える、という結果に至る前に、どのような変化があったのでしょうか。株式会社BearTail「女性の家計簿に関する調査2014年12月」で、最も割合が多かったのは「金銭感覚が変わった」:42.2%でした。次いで、「無駄遣いが減って節約上手になった」:35.7%、「口座残高が常に把握できるようになった」:34.6%となっています。

株式会社BearTail「女性の家計簿に関する調査2014年12月」をもとにガイド平野が図表作成

株式会社BearTail「女性の家計簿に関する調査2014年12月」をもとにガイド平野が図表作成


ガイド平野が相談等でお会いする方々でも、「共働きで、これまで生活に不自由なく、お互い自由にお金を使っていたけれども、子どもの誕生や住宅購入等を機会に、このままでは不安だと思った。」「育児休職や転職・独立等で、一時的に年収が下がったので、家計を見直したい。」など、きっかけは様々ですが、「家計簿を付け始めたら、貯蓄できる額が明らかに増えた。」という方が、何人もいらっしゃいました。

自分達が使っている金額を月や年単位で書きだすと、「こんなに払っているんだ」と改めて意識することができます。消費税増税や社会保険料の増加などで、可処分所得(自由に使えるお金)は、今後も減る傾向にあります。さらに物価も上がっていくとなると、これまでと同じ感覚でお金を使っていては、貯蓄はなかなか増やせません。家計簿を付けていない方は、この機会に家計簿を付け始めてみてはいかがでしょうか。

家計簿を無理なく続けるポイントは?

マイホームの頭金を貯めたいけれど、家計簿続けられるかな?

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手書きタイプだけでなく、最近は、家計簿ソフトや家計簿アプリなどを利用する人が増えてきました。インターネット上で家計管理ができるツールの場合、夫婦で同じIDを使って、情報共有できる面は便利です。一方、「費目をどう使い分けたらいいかわからない」「細かく入力しないといけないから面倒」といった理由で、長続きしないケースも多いようです。

ガイド平野が、相談等でお会いする方の場合、エクセルなどの表計算ソフトで、独自に家計簿を作られている方が多いように感じますが、手書きにしても、PCにしても、長続きのポイントは、「あまり細かく付け過ぎない」ということです。時々、「手持ち現金と家計簿が1円でも合わないと罪悪感を感じる」という方もいらっしゃいます。

不明金額が大きい場合は、何に使ったのか少し振り返って思い出す必要はありますが、会社の会計とは異なりますので、あまり自分に厳し過ぎないようになさってください。(費目としては、例えば、その他支出:使途不明金、などとして、後から使い道を思い出した場合は、費目を修正します。)

家計簿で、わが家の消費傾向と対策をつかもう!

2人でわが家の家計の傾向と対策をつかもう

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「家計簿を付けているけれども、なかなか貯蓄ができない」という声も耳にします。その方から状況を伺うと、「家計簿に付けているだけで振り返らない」という場合が多いです。ただ漠然と家計簿を記入しているだけでは、お金は貯まりません。

スポーツや勉強などで、ゲーム(テスト)ごとに得点を記録するだけでは、成績が伸びないのと似ていると思います。自分達がどのようなことにお金を使っているかを把握し、今後どのようになりたいのか、傾向と対策をつかむためのツールと考えるとよいでしょう。

夫婦で意識と情報の共有を

夫婦で家計相談やセミナーにいらっしゃる方は、比較的家計についても一緒に話す機会があるご夫婦なのですが、中には、夫か妻のどちらかが家計管理に熱心で、相方は今一つ乗り気でない、という方もいらっしゃいます。

例えば、家計簿を記入・管理をするのが妻(夫)だとしても、夫(妻)がいつでも家計簿を見られるようにしておいたり、年に1度など、定期的に家計について話し合う時間を取れるようにすることが、貯まる家計になる秘訣です。夫婦で力を合わせて、1年後さらに貯まる家計になれますように!

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