羊を見つけたら、(プレイヤーの)目がピカーンってなります
羊さんさえ見つかれば、夜はもう怖くないのです
多くの場合、木材は簡単に手に入りますが、羊毛は多少の運が必要になります。よく探せばそれ程苦労せずに見つかる場合がほとんどではありますが、無理をしてまた恐ろしい夜がきたらたまりません。とりあえず、確実に手に入るもので環境を整えます。
まずは木です。なんといっても木が無くちゃあ始まりません。木があれば、木製のツルハシ作って石を壊すことができます。石を壊せれば釜戸を作ることができ、釜戸を作れば、木を燃やして木炭を作ることができ、木炭が作れれば、木材から作った棒と組み合わせてたいまつが作れます。たいまつがあれば、夜でも明るい場所が作れるのです! なんて素敵! これぞ文明の始まりよ!
明るい部屋があれば、夜だって怖くはありません。取りあえず崖を横からくりぬいただけの穴に、ドアをつけて、中にたいまつを灯し、夜はその中です。夜中の間、外に出れない代わりに、部屋の奥を階段状に掘り下げて、鉱石を探します。石炭が見つかれば、また喜びます。これで建材にも便利な木をわざわざ燃やして木炭を作る手間が省けます。
そうやって安全な場所を確保しつつ、少しずつ周辺探索も進めると、羊を発見。(プレイヤーの)目がピカーンと光ってロックオンです。これで、まったく寝れてはいませんが、夢にまで見たベッドをゲット!
鉄がとれると、畑ができる
農業って素晴らしい!
家がしっかりしてくると、さらなる素材を探して冒険です。家の近所に自然洞窟の入り口をみつけて、地下探索を進めます。すると、またもや発見するのですよ、次なる素材、そう、鉄です! 鉄、素晴らしい、本当に素晴らしいものです。貴重な鉱石、ダイヤモンドが掘れる鉄のツルハシを作ることができます。剣だって、鎧だって、ずっと鋭く、丈夫なものが作れます。
しかし、ガイドが鉄の使い道でもっともワクワクするのは、バケツです。嗚呼バケツ、なんと水がくめるんです。水がくめるということはですよ、自宅の近くに穴を掘って、そこに水をためられるということですよ。マインクラフトにおいて、水場を作れるということは、そこに畑が作れるということでもあるのです! 自宅のすぐ近くに畑!
マインクラフトというゲームは、実はお腹がすくんですね。お腹がすいていると、本来自動回復する体力が回復せず、完全な空腹状態になると、今度は体力がどんどん減っていってしまいます。そこで、豚を見つけちゃあ殺して焼いて、牛を見つけちゃあ殺して焼いて、それでも食料が足りなければ、しまいにはゾンビを殺して腐肉を食べたりしてしのいでいたのです。
バケツがあるということはですよ、家の近くに効率的な形の畑を作り、安定的に大量に小麦を作って、そしてパン食べ放題なのです! 進歩的!
こうなるともう張り切ってしまって、大きな畑を夢見て、家のすぐ横の丘を真っ平にする作業に没頭し始めます。ここらへんで奥さんが「またマインクラフトしてるの?」なんて言ってくると、「見て見て、ほら、今日ここ全部整地したの!」と画面を見せるも、「ああ、そう、楽しそうだね」と気のない返事をされるのです。
でも、そんな気のない返事をなんとも思わないぐらい、この頃になるとドップリなのです。畑ができればパン食べ放題、それがもう楽しみで仕方がないのです。そして、進化は止まりません。