オーディオにも徹底してこだわる
ほかにも、「X」グレードに「8スピーカー+1サブウーファー」からなる「サウンドマッピングシステム」を標準装備しているのも注目だ。
ボディやドアの厚みなどスペースに制約のある軽自動車だが、それでも重低音を再現すべく専用のバックロードホーン型サブウーファーをインパネ下に組み込むという凝りようで、さらにデッドニングキット「ピュアサウンドブース」をディーラーオプションとして設定するなど、軽でここまでサウンドにこだわっているのも珍しい。
価格はエントリーグレードでも138万円~、2トーンカラーの最上級グレードはFF仕様で181万9400円と軽自動車ではかなり高めであり、デザインやカラーなどの世界観を提案する「プロダクトアウト」であるN BOX SLASHがどれだけ支持されるか興味深いところ。
いずれも自動車メーカー自らコーディネイトしたとは思えないほど大胆な提案で、好きな世界観があれば、先述したように実用性も高いだけに買い! といえるかもしれない。