第四位 上原ひろみ「アライブ」より「アライブ」
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ジャズと同じくらいにロックに傾倒した上原の、面目躍如たる激しいタッチのジャズ・ロック。三人のヴァーチュオーゾによる、キメキメサウンドが楽しめる決定盤です。
セールス的にも全世界的に売れに売れた2014年一押しの人気盤。
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チック・コリア「ナウ・ヒー・シングス・ナウ・ヒー・ソブス」
ナウ・ヒー・シングス・ナウ・ヒー・ソブス
ここでも、当時20歳のベースのミロスラス・ヴィトウスを起用、才能を見極める目の確かさを証明しています。
チック・コリア最初期にして、最高傑作の呼び声が高いピアノ・トリオの名盤です。
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第五位フォックス・キャプチャー・プラン「WALL」より「パラノイド・アンドロイド」
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「パラノイド・アンドロイド」は、彼らが必ずアルバムごとに1曲は入れているロックバンドのカヴァーで、レディオヘッドの1997年のヒット曲。
2013年のクリスマス時に行われたキリン主催のI.W.ハーパー・ミニジャズ・コンサートの際、レポーターとして彼らの演奏に接する機会がありました。その時にオアシスのカヴァー「ワンダーウォール」で、縦ノリにはねながらノリノリで聴いているファンの姿を見て、彼らの勢いを実感しました。
その勢いはさらに2014年の今年になって増したようです。彼らの来年のさらなる活躍に期待したい思いです。
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ホレス・パーラン「アス・スリー」
アス・スリー
ベースのジョージ・タッカーの野太い音のイントロから、なにかが始まる予感でわくわくするこのピアノ・トリオ作品。これぞ、モダン・ジャズの三位一体ユニットと言ったところです。
2014年ジャズ年間ランキングベスト5はいかがでしたか?ジャズと言っても、ビッグバンド・ヴォーカルあり、R&Bあり、ロックありと、ますます境界線がなくなって、ワールド・スタンダード化、多様化してきたことがわかります。
来年2015年は、どんな話題盤が出てきて、私たちを楽しませてくれるのでしょうか。私も今から楽しみです。それでは、また次回お会いしましょう!
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