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受験終盤は生活リズムと志望校への意欲向上をサポート(2ページ目)

センター試験まで1ヵ月あまり、いよいよ本番が近づいてきました。受験生にとって、学習面でも精神面でも最も苦しい段階です。そこで今回は、この時期を乗り切るために、保護者が心掛けるべきポイントをご紹介します。

執筆者:大坪 讓

合格後の夢を話し合い、目の前の勉強へのモチベーションを高める

受験勉強もそろそろ終盤にさしかかり、疲れがたまってくる頃。入試を勝ち抜くための強いモチベーションを本番まで保つには、相手(志望校)のことをよく知り、目標をしっかりもつことが大切です。

受験予定の大学について親の視点でもよく調べ、勉強の合間でいいので親子で情報を共有する機会を持ちましょう。できれば、お子さんの疑問を解決できるほど詳しくなれば、大きな気持ちの支えになります。

入学したらどんな学生になりたいのか、合格した後のイメージを話し合うのも一つの方法です。大学生としての夢や希望を語ることで気持ちが前向きになり、学習の効率も高まるでしょう。子どもの学力の現状を理解しておくことも大切。日頃から学校の成績を把握して、模擬試験の結果や合格判定などで一喜一憂しないようにしましょう。

それでも親の側に迷いや悩みが出てくることがあれば、学校の担任や進学指導の先生、予備校の担当者などに思い切って相談してみましょう。客観的なアドバイスや思い寄らない解決法のヒントをもらえることもあります。

とはいえ、人頼みにしすぎるのも考えもの。常にいちばん近くで見ている保護者として、自信を持ってお子さんと向き合いましょう。
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