伝えるのはあなたの本当の気持ち

スポットライト

あなたの本当の気持ちにスポットライトを当ててみませんか?

このセリフを言っている時、本当にあなたが子供に伝えたかったことは何でしょうか? 子供のことを心配する気持ち、同じことを何度も言っても伝わらない悲しさだったりしますよね。これを「私」を主語にした“アイメッセージ”で伝えると下記のようになります。

「危ないことをすると(ママは)とっても心配だわ」
「何度伝えても伝わらないと(ママは)悲しい気持ちがする」

アイメッセージは、あなたが感じていることを、「私」を主語にして伝える手法です。主語を「私」にすることで、子供も自分が責められたとは感じにくく、ママの気持ちに焦点が当たり受け取りやすくなります。

イライラ爆発!の前に手を打つ

「どうしても子供と向き合えない……」そんな気持ちになった時は、イライラが爆発する前に、あなたの状態を伝えてみましょう。

「ママは今疲れてしまったから、ちょっと休憩。
あなたが悪いわけではないのよ。でもそっとしておいて」

もしこんな風に声をかけられたとしたらどうでしょうか? 子供としては、突然理由もわからずに無視されたり、イライラ爆発をぶつけられたりするより何倍も良いですし、ママの状態を理解するきっかけにもなります。そしてママとしてのあなたも、無理やり笑顔で過ごしてツライ思いをしたり、感情をぶつけて後で後悔したりするよりも、気持ちが楽なはずです。

初めの一歩は「私は」に続く感情を探す所から

ここまで読んでみて、自分が感情的になっている時に、そんな風にできるかな……と不安になった方もいらっしゃるかもしれません。何事も小さな一歩から。まずはイライラが爆発しそうになった時の自分の気持ちに意識を向けてみましょう。アイメッセージの主語「私は」に続く言葉は何ですか? 例えば、「怒ってる」「悲しい気持ち」「残念な気持ち」「悔しい気持ち」など、あなたの気持ちを表現する言葉を探してみましょう。頭に血が登っている時であればあるほど、「今の自分はどんな気持ち? 」と自分に問いかけることで、少しクールダウンするきっかけにもなります。

「感情」を学ぶ第一歩として!

アイメッセージを使って伝えたあなたの気持ちを通じて、子供は人に感情があることを学びます。そして感情は一言では片付かない程、奥の深いもの。頭でわかっていても、心が追いついていかない……そういうことは大人になった私達でさえあることです。アイメッセージでネガティブな気持ちを表現できる姿を見せることは、どんな感情とも折り合いが付けられる姿を見せることにつながります。それはこれから先子供が大きくなった時、自分の感情と折り合っていくための大きな財産になることでしょう。


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※乳幼児の発育には個人差があります。記事内容は全ての乳幼児への有効性を保証するものではありません。気になる徴候が見られる場合は、自己判断せず、必ず医療機関に相談してください。