テクノポップ/アーティストインタヴュー

大阪発エレクトロポップ~あんどりいらんど。(3ページ目)

東京一極集中気味の日本のエレクトロポップ・シーンですが、大阪からやってきた男女二人組、「あんどりいらんど。」のannさんと山本真平(Island house)さんに登場いただきました。12月17日にダイキサウンドからアルバム『Hello An Hello Land.』をドロップ。作詞+作曲、変な声+カオスパッド、肉食系女子+草食系男子と二人の個性で役割分担。

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

ダイキサウンドから『Hello An Hello Land.』

ガイド:
では、12月17日にリリースとなるアルバム『Hello An Hello Land.』についてお話を聞かせてください。これはダイキサウンドからは初リリースとなるんですよね。ユニットとしての飛躍を狙った作品と考えてもいいのでしょうか?

Hello An Hello Land. (amazon.co.jp)
helloanhelloland

Hello An Hello Land.

01. Hello Hello!!
02. lion ver.3
03. vision
04. ピーターパンシンドローム
05. 明るい歌。
06. Anyone wants to become a princess.
07. Real Letter For You.
08. dream dreamer dreaming!
09. ボクはピエロ

「Hello An Hello Land.」ダイジェスト (SoundCloud)

山本:
はい、そうです! 何かに繋がればいいなと思って作りました!

ガイド:
作曲・編曲は山本さんが中心にされたのかと思いますが、作詞、コンセプチャルな部分ではどのように共同作業をしたのですか?

ann:
作詞は山本くんは全く触れてこないので書きたいこと書いてます! なので、あたしのやりたい放題です(笑)。

途中からエレクトロに

ガイド:
オープニングに相応しい軽快な「Hello Hello!!」から始まるアルバム、ジャケのイメージともぴったりのカラフルな、そしてアゲるタイプの楽曲が詰まっていますね。同時に根は超ポップですよね~。お二人とも、ポップな楽曲が好きなのではないかと想像しますが、音楽的ルーツとはどこにあるのですか?

山本:
ギターを弾いてまして、ロック(くるり、アジカン等)などを聴いています。エレクトロは、中田ヤスタカさんの曲を聴くまでほとんど聴いた事がありませんでした。

ann:
学生の頃はアンチエレクトロでした(笑)。バンドがやりたくて音楽を始めたのに、うまくいかなくてパソコンを使って曲を作らなきゃいけなくなった時に、「それなら電子音の音楽を!」って思って、今があります。今だにエレクトロが何かよくわかりません!

ガイド:
フレンチエレクトロ的「lion ver. 3」は『ファンPOPデジタルず』に「lion」というが収録されていましたが、それの新しいヴァージョンですか? 2014年にリリースするにあたって、どの辺りを新しくアレンジしたのですか?

山本:
前回のはおとなしめに聴こえたのでEDMな感じを出してみました。
雰囲気を変えてみたかったんです!
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