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ソニーのコンパクトデジタルカメラ - Cyber-shot

メーカー毎にコンパクトデジタルカメラの特徴を紹介しましょう。今回はソニー編です。デザインと他社に比べ尖った機能を搭載しているのが特徴です。オススメの機種も併せてご紹介します。

清水 博之

執筆者:清水 博之

デジタルカメラガイド

ソニーのデジタルカメラ「サイバーショット」 ― スタンダード+尖った製品

以前に比べるとバリエーションが縮小されているが、その中でもフラグシップにあたるTシリーズ3桁機などはなかなかに尖った商品であることが多くなっています。

DSC-TX300V

DSC-TX300VはWi-Fiを搭載しており、AndroidやiPhoneと画像の共有が可能。ついでに防水防塵。

基本的なバリエーションは薄型高級機のTシリーズ、普及機のWシリーズ、高倍率ズームレンズを搭載したHシリーズ、そして大型のイメージセンサを搭載したRシリーズという4つのラインナップとなっています。

Tシリーズはスタイリッシュでありながら、使い勝手を落とすことなくまとめ上げています。機械式の手ぶれ補正機構もすべてに搭載されています。

また、サイバーショットはほぼ全機種で機械式手ぶれ補正機構を搭載していますが、普及機であるWシリーズの最廉価機のみは電子式になっているので注意が必要です。

Hシリーズは10倍以上の高倍率ズームを搭載した機種。ズーム倍率が20倍を超える大型のものと、10倍程度の比較的コンパクトのもののラインナップで併用されています。

Rシリーズは現在、DSC-RX100の1機種だけとなっていますが、1.0型の大型センサを搭載した高級機となっています(参考サイト:Cyber-Shot DSC-RX100レビュー)。ちなみに過去にはDSC-R1という大型センサを搭載した製品もありました(余談)。

それぞれのシリーズにTX、WXというようにXが付与された製品は裏面照射型のCMOSイメージセンサが搭載されています。これら裏面照射型CMOSイメージセンサには暗所性能に大きなアドバンテージがあるので、チェックしておくといいでしょう(参考記事:裏面照射型CMOSセンサのデジカメが暗所に強い理由)。
2012年8月現在では13機種中9種が裏面照射型CMOSイメージセンサを搭載していることになります。
ただし、DSC-RX100に搭載されているのは裏面照射型CMOSイメージセンサではありません。

また、ソニーはコンパクトスタイルのデジタルカメラでもフルHD動画撮影を搭載しているのが特徴のひとつとなっています。CMOSイメージセンサを搭載した機種では、すべてフルHD動画撮影が可能。特に上位機種では動きの速い被写体でもぶれずに撮影できる60pでの撮影に対応している機種があります。


ソニーのデジカメのおすすめはDSC-HX30V

GPSとコンパスを内蔵しており、画像にどこでどの方向を向いて撮影したかという情報が記録できるという機能が搭載されています。あとから画像を見るときにも、どこで撮影したかが分かりやすく表示されます。現在、GPSが搭載されているデジタルカメラの標準機能はすべて搭載されているといっていいでしょう。

動画撮影は1920x1080のフルHD、しかも60pにも対応しています。かつ歩きながらの動画撮影で気になる手ぶれも補正してくれるアクティブモードが搭載されています。この機能のあるなしでは歩きながらの動画撮影に大きな差が出てきます。

さらにいえばAndroid/iPhoneと画像のやりとりができるWi-Fi、20倍光学ズーム、暗所に強い裏面照射型CMOSイメージセンサ搭載とほぼ全部入り。流行の機能で入っていないのはタッチパネルくらいでしょうか。なかなかにおすすめです。



【関連サイト】
ソニー コンパクトデジタルカメラ サイバーショット

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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