どんな埃も取りこぼさない新発想のヘッドが秀逸!
2013年、キャニスターと変わらない吸引力の高性能コードレスとして、掃除機界に新たなジャンルを作った【DC62】に続き、今年もまた新製品【DC74】が登場しました。モーター部分など基本性能は【DC62】とほぼ一緒ですが、劇的に進化したのがヘッド部分。「ソフトローラー」という新たな発想で、さらなる性能アップを図りました。では、そのヘッド部分を中心に詳しくチェツクしていきましょう。独創的なヘッドでゴミの取りこぼしなし!
掃除機の集塵力は、モーターの吸引パワーが大きければ良くなるというものではありません。実は、ヘッドの設計により大きく左右されるものなのです。例えば、細かなホコリをしっかり集塵するためには、ヘッドと床の密着度を高めなくてはなりません。しかし密着度が高いと、食べこぼしや砂利のような大きなゴミはヘッド前方のエッジで押しやられてしまいます。かといって、密着度を弱めてヘッドを浮かしぎみにすると、今度は粉末のような微細なホコリが吸い込まれにくくなってしまいます。このように、大きさの異なるゴミを両方しっかり吸えるヘッドはなかなか存在しないのが現状とのこと。そんな相反する状況を見事に両立したのが、この「ソフトローラー」。初めて見た時は、今までのヘッドの概念を覆すその形にびっくり。ブラシが中に格納されているヘッドとは異なり、ヘッドのカバーから中のブラシがはみ出ている姿は、まるでロールケーキがヘッドいっぱいにハマっているようで、今までにみたことのないモノでした。
また、実際に使っていて感じたのは、ヘッドカバーが直接床につかない設計となっているため、床とヘッドが擦れる音が全くしないこと。従来のヘッドだと、時々ガガッとかガリッという音がして「床に傷がついたかな?」と思うこともありましたが、このソフトローラーは、一切その手の音がしないのも、非常に大きな魅力だと感じました。
ヘッドの秘密はまだまだ続きます>>