掃除機・クリーナー/掃除機関連情報

2006最新【掃除機】で大掃除を乗り切れ!

大掃除を少しでも“楽”に“楽しく”乗り切る為に、掃除機を新調してみませんか?今年発売になった、各社の個性的な掃除機をご紹介します。

執筆者:戸井田 園子

2006掃除機・新機能
多才な機能が続々と登場した2006年の掃除機!あなたはどの機能に注目しますか?
ガイドの苦手な“大掃除”の季節です。せめて新しい掃除機で“楽”に“楽しく”掃除に取り組みたい...と思う人も少なくないはず。そこで、今秋・発売の掃除機を一挙にご紹介しましょう。

今年も、各社からいろいろな工夫を凝らした製品が登場しました。吸引仕事率600W時代に突入し、数値の大きさを競っていますが、掃除機の性能はそれだけでは判断できません。では各社のこだわりを、ポイント別にご紹介します。

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「フィルターメンテナンスフリー」が今年のキーワード

今年注目の機能は、何と言ってもフィルターのメンテナンスフリー機能。今までサイクロン掃除機のネックだったのが、このフィルターの目詰まり。これは掃除機の基本性能ともいえる、吸い込みパワーが落ちる原因に直結するため、各社、いかにそのメンテナンスを軽減させるかに注力しています。メンテナンス方法は、大きく分けて以下のタイプに分類されます。

■フィルター回転タイプ
フィルターメンテ・東芝
参考画像:東芝
排気が通過する、HEPAフィルター自体を振動させることにより、細かいチリを落として目詰まりを防ぐタイプ。円形のプリーツフィルターが回転することで、突起物と接触したフィルターが振動します。この方式は東芝・三菱・SHARPの3社。電源のON・OFFと連動してフィルターが回転するという、基本の構造はほぼ一緒と言えます。ジャバラになった部分が突起物にあたるたび、♪カタカタカタカタ♪と音がするのが特徴的です。価格は高めですが、今後の主流となる予感大です。


■フィルターたたきタイプ
フィルターメンテ・日立
参考画像:日立
フィルターを、たたくようにして振動させているのが、日立。四角いフィルターの上部にある2つのハンマーが上からたたき、フィルター背面からワイヤーがはじく3箇所攻撃で、微細なチリを落としていきます。電源コードを引くたびに♪バタバタバタ♪と、まさに布団タタキでたたくような音がしますので、お試し下さい。


■ティッシュ利用タイプ
フィルターメンテ・SANYO
参考画像:SANYO
フィルターを振動させる技を使わず、フィルターが汚れない様にティッシュをかませているのが、SANYO。ややアナログ的ですが、ダストカップからゴミを出すたびに、ホコリで汚れたティッシュが自分の目で確認できるので、わかりやすい!しかし、ティッシュをすり抜けてしまうホコリは、フィルターに付きますのでそれなりのメンテナンスは必要ということですね。

以上のように「フィルター・フリーメンテナンス」と言っても、その方法はいろいろ。したがって、この機能の精度により、効果にも価格にも差がでてきます。また、掃除機内部のフィルターは1つではありません。どのフィルターがメンテナンスフリーになるのか、しっかり現物で確認することをおすすめします。

この他にも、各社いろいろな特徴を打ち出して、掃除機の性能アップをしています。ということで!今秋発売の各社のイチオシ新製品と、その特徴を次ページよりご紹介します。各機種の個性をお楽しみ下さい!


それでは、まず高価格帯の「フィルター回転タイプ」の3社からどうぞ~>>


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