各方式の弱点を克服した、総合力の高い加湿器
dyson hygienic mist【10AM】
加湿器には、ヒーター式(水を加熱して蒸気を発生する方式)・気化式(水を含ませたフィルターを乾燥させる方式)・超音波式(音波振動で水をミストにして放出する方式)など、様々な方式が存在します。しかし、水の清潔性が維持しにくかったり、湿度が均一になるまで時間がかかるなど、それぞれの弱点があります。ダイソンは、これらの短所を改善した新製品を開発。加湿する水の清潔性が高く、素早く均一に加湿することができるダイソンの自信作、ご覧ください!
UV照射で加湿の水をいつも清潔に
加湿器は、加湿するために水をセットしますが、その水の質が大事。タンクの水をそのままミストにして放出する超音波式では、ミスト発生部分や水の管理を怠るとバクテリアが大量に放出されてしまうリスクがあります。また、フィルターに含ませた水を蒸発させる気化式でも、そのフィルター部分の清潔が維持されていないと、雑菌の温床になってしまう可能性があります。もちろん、各社様々な抗菌対策を打っていますが、いずれにしても、使用者のメンテナンスに大きく依存してしまうのが現状です。まずは水の雑菌繁殖を解消するために、水タンクからミストとして空気中に放出される前に、本体内部でUV-Cライトに直接当てることで、除菌をするシステム「ウルトラバイオレットクレンズテクノロジー」を開発。水に紫外線を照射することで、バクテリアは99.9%除去できるといいます。ミスト発生は超音波式を採用しているので、除菌された水をミストにして放出することで、高い清潔性を実現するという仕組みとなっています。
ミストを風で送ることで素早く均一に加湿
でも、ヒーターで水を加熱して蒸発させるスチーム式であれば、一度水を沸騰させるため雑菌が繁殖する心配はないのでは?と思う方もいるでしょう。確かに雑菌についてはその通りです。しかし、スチーム式は温度が高い蒸気を発生しているため空気清浄機より軽く、どうしても加湿器上方から周辺の湿度だけが上がりがちで、部屋全体の湿度を素早く均一にできないのが弱点です。これに対し、ダイソンの加湿器は、羽根のない扇風機でおなじみの「エアマルチテクノロジー」で、風を前面に放出。素早く部屋中にミストを届けることができるようになっています。また、サーモスタット機能を搭載し、室温と湿度を感知して、最適な状態に制御するため、いつでも快適な状態が維持できるとのこと、なかなかインテリです。