次はエルボー、そーです、「肘」です
貫と同様に部材を加工して部品にします。
貫もそうですが、座面を除いて各部材からは2脚分の部品が作れるサイズにしています。
万が一失敗した時、ワンセット余分にあれば安心ですからね。
成型した肘の部材に対象部分を切り取った図面を貼ります。
必要な部分を鋸(のこ)でカットし、ひとつの肘部材とします。
肘の上部をサンドペーパーで擦り、水平にします。
水平にした部分に肘の平面図を貼ります。
図面からはみ出た部分、肘の外側を削って整えます。この作業もサンドペーパーを使用します。
サンドペーパーにはナンバーがあります。ミニ椅子の製作では、荒削り(#80~100)、整え削り(180~240)、仕上げ削り(#400)の順で使用します。
仕上げ削りは、まだまだ先なのでまずは整え削りまでで充分です。
削り終えたら再度肘の平面と正面の図を貼ります。
今度は肘の下部を図の下線に合わせて削っていきます。
この場合は木工ヤスリやサンドペーパーを貼った簡易丸棒ヤスリを使用するときれいに整えられます。
肘の下部に後脚を差し込む穴をあけます。
余談ですが、次のページは、「あける」?