充実した撮影機能
ズームレンズと交換レンズの利便性よりも、高画質と撮影が楽しめる操作性を追求したのがレンジファインダーカメラ『FUJIFILM X100T』です。デザインはレトロですが、光学ファインダーにEVF(電子ビューファインダー)を重ねる同社独自のアドバンスト・ハイブリッドビューファインダーを搭載したり、Wi-Fi対応など最新技術が盛り込まれています。
また、露出補正ダイヤルがプラスマイナス2段から3段階になりました。コマンドレバーはダイヤルになり、操作性が向上。Qボタンで表示できるクイックメニューもカスタマイズに対応し、よく使う機能を呼び出せるようになりました。電子シャッターは最速1/32000秒となり、明るい屋外でも絞りが開けられます。他にも細かい部分にも手が入れられカメラ全体の完成度を高めています。
外見はほとんどX100と変わらないが、右下にTのロゴマークが輝く
右上に見えるのがコマンドダイヤルで、一眼レフ感覚で使えるようになった
独立した露出補正ダイヤルは補正範囲が拡大され作画の自由度が広がった
フロントのレバーでEVFと光学ファインダーを切り替える