画質劣化のない疑似光学ズームって?

昨今のデジタルカメラに「画質劣化のない特殊なズーム」が搭載されていることに気がついているユーザーは少なくないはずだ。
メーカーによってさまざまな呼びかたをされている。
パナソニックのLUMIXではEX光学ズーム、カシオのEXILIMではHDズーム、ソニーのCyber-shotではスマートズームetc...

手前からEX-Z1200、DMC-FX100、DSC-W200。すべて疑似光学ズームを搭載している。

これらは「疑似光学ズーム」とでも呼ぶべきもので、基本的にやっていることはすべて同じである。
これらの疑似光学ズームには、確かに画質劣化はない。
しかし、その代償はあるのだ。

疑似光学ズームの代償とは?

たとえば3倍ズームレンズを搭載している1200万画素のデジタルカメラであれば、6倍の疑似光学ズームを行うためには300万画素にする必要があるのだ。
つまり、画素数を犠牲にしているというわけだ。
なぜ、画素数を少なくすると画質に劣化のないズーム機能が得られるのだろうか。

元来のデジタルズームというものは、明確に画質劣化を引き起こしていた。

関連ガイド記事
デジタルと光学、ズームの違い?

上記のガイド記事を見ていただければ分かるのだが、デジタルズームはトリミングした画像をさらに引き延ばしている。これでは画質が劣化するのは当然である。

しかし、疑似光学ズームでは画質の劣化は起きていない。つまり、デジタルズームではないのだ。
そのからくりは、こういうことなのだ
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