一般的には、猫の額や頬にある臭腺からでる、人間には感じることができないほどのニオイを、自分の縄張りや自分のモノであるというしるし付けとしてスリスリするといわれています。視力より嗅覚が発達している猫にとって、スリスリはとても大切な儀式なのです。
しかし、完全室内飼いで、極端に毎日のニオイに変化がない暮らしをしている猫にとっては、ニオイ付け以外に同居人に甘える仕草であったり、何かを要求するときのポーズにも使われているようです。
アピールしながらのスリスリ
白黒ちゃんが本当にスリスリしたいのは、この角ではなく、わたしが構えているカメラです。でもなかなかカメラに近寄れずスリスリできないので、取りあえず近場にあったものにスリスリ。こういうときは、何か別の物を代用してスリスリ欲求を満たすようです。アピールしながらのスリスリ
ボクたち兄弟だよね?
一緒の場所を共有している猫たちは、親兄弟でも、毎日のように何度もニオイの交換を行います。双方のニオイをブレンドすることで安心できますが、それ以上にお互いの温もりや存在を実態として確認し合う儀式のようにもみえます。ボクたち兄弟だよね?
ゴンゴン甘え目線
じーっと同居人を見つめながら家具の角にスリスリ。こういう場合は、「お腹が空いたなー」、「ご飯はまだかなー」のように、ニオイ付けよりも自分の要求をアピールしているのかも知れません。ゴンゴン甘え目線
続いて、ワンちゃんとのニオイ交換会?!