トイトレ中の床の汚れ対策

トイトレ中の床の汚れ対策

トイレでのおしっこやうんちを目指し、いよいよトイレトレーニングを開始! 家の中でも時と場所を選ばず、親の都合などお構いなしのおもらしに負けないための環境づくりについて考えてみます。
     

トイトレ中の床汚れ対策!おもらしによる部屋の汚れにどう対応する?

トイレトレーニング中の親の負担は、何といっても掃除、洗濯。布団、床、衣類は、すぐに洗濯できる場合ばかりではなく、残ってしまう臭いも悩みの種です。そこでできるだけ負担が減るような環境を整えたり、汚れや臭い対策について知っておくのがよいでしょう。

■カーペットはおもらしに対応困難
洗濯困難なカーペットは、トイレトレーニング中には親の大きなストレス要因になります。しかし冬場はフローリングでは寒いということもあるでしょう。汚れのひどくなったところだけ交換できるコルクマットなどを敷き詰めるのも1つの方法です。また、おもらしを頻繁にされるのは限られた時期と割り切って、丸洗いできる手頃な価格のカーペットを洗い替えも含めて用意するご家庭もあるようです。
布団とおねしょシートを、バスタオルにつけたゴムでズレ防止

布団とおねしょシートを、バスタオルにつけたゴムでズレ防止

■おねしょシートは複数枚用意 古いタオルを重ねたり、おねしょ対策と割り切った毛布を利用するのも方法ですが、薄手で防水効果のあるおねしょシートが一番便利。洗い替え用に最低2枚はあると便利です。敷布団の上に敷いたおねしょシートがずれないような工夫をしましょう。バスタオルに太い伸縮テープを縫い付けて、おねしょシートと敷布団を包み込むようにセットするのも有効です。布団からずれないようにするこのタオルは、おねしょ対策に限らず、汗をたくさんかく小さな子どものシーツ代わりにも、役立ちます。

 

 

■掃除・洗濯関連グッズ
エコ掃除の定番で赤ちゃんのいる家庭の床やカーペット掃除にも活躍する重曹やクエン酸。家庭掃除用の重曹やクエン酸も手軽に手に入れることができますね。少し時間がたってしまった尿の臭いには、クエン酸水が有効なようです。
 
尿や便で汚れたパンツや衣類は、下洗い、専用のバケツを用意して洗剤で浸け置き洗いをしっかりすることで、その後の洗濯機での洗いで他の衣類への臭い移りも防げるでしょう。

ソファーは、布、合皮、本革など素材によって掃除方法が異なります。おもらしは時と場所を選ばない以上、洗うのが不可能なソファーを置かない環境が好ましいのはもちろんですが、環境上やむをえない場合は、素材によって違う掃除方法を調べておきましょう。
 

トイレに足を運ぶためのやる気対策

お子さんの「トイレでする」気持ちを盛り上げるための環境づくりが、大きな効果を生むこともあります。

■普通のパンツで十分な場合も
トイレトレーニングというといわゆる厚手の「トレーニングパンツ」を用意しなければ、と思う方もいるかもしれませんが、普通のパンツでも十分乗り切れます。汚れたらその都度替える点は一緒である中、厚手のパンツは乾くのにも時間がかかるという点もあります。

家にいる時には、布パンツの上に紙パンツをはいて、おもらしによる汚れを防いでいる方もいるようです。ただ、これは親の便宜上の方法であり、物心がある程度ついてきたお子さんは受け入れない場合もあるでしょう。「布のパンツをはく」という意義、お子さんの自尊心が第一です。

■おまるのメリット・デメリット
部屋でおまるで用を足すということは、トイレまで行かなくてもその場で即実践できれば、特に冬期にはトイレの寒さを感じずに済む一方、「おまるでできるようになる」→「補助便座を使ってトイレへステップアップ」と、最初からトイレで補助便座で取り組むのと比べて段階が増える面も。その都度おまるを洗う手間や、洗いづらく意外とにおいが残るデメリットもあります。

おまるを試してみる場合は、補助便座、踏み台にもなる応用性のある物も便利です。
 

 
最初からトイレで補助便座で取り組む場合は、特に冬場など、ひんやり感からお子さんが補助便座を嫌う場合は、便座シートを張るだけでも構え方がかなり違います。

 
■トイレ、手洗いのやる気を引き出す踏み台も有効
家ではお片付けができない子が、保育園や幼稚園でできていることがあるのは、一連の流れの中に組み込まれた作業であることも大きいものです。トイレの電気をつけたり消したりという作業から、補助便座を乗り降りする、洗面所で手を洗うなどの一連の流れを楽しむ仕組み作りも効果的な場合があります。

 

 
牛乳パックに新聞紙を詰めて、お気に入りの絵柄の布で包んだ踏み台などを用意することも、お子さんのやる気アップにつながります。


■トイレを楽しい空間にする工夫
ポスター、マット、置物などを好きな物で固めて、トイレ全体にお子さんへのウェルカムの雰囲気づくりをすることも楽しみながら取り組める方法です。その1つとして、トイレットペーパーを楽しい絵柄のものにするのもよいですが、引っ張りすぎる恐れがあるのも小さな子ども……。トイレロールではなく1枚1枚使うタイプのペーパーの方が、必要な分だけ使うということをスムーズに体験できるかもしれません。
   

“トレーニング”よりも快適さを親子で模索

お気に入りの絵柄の布を張りつけた牛乳パックの踏み台

お気に入りの絵柄の布を張りつけた牛乳パックの踏み台

汚れ物対策などにあれこれ頭を悩ませても、おむつをはずすという観点のトイレトレーニングは限られた期間かもしれません。しかし、その中には単に「もらさなくなるようにする」ということ以上のたくさんのことが含まれており、2~3歳の子であれば、自分も周りの人も快適に過ごすためにどうしたらよいかということを小さな子どもなりに体感していくチャンスにもなりえます。子どもの楽しむ気持ちや意欲も引き出しながら、親子で楽しく取り組んでいけたらいいですね。

まだトイレトレーニングを本格的に始める前にこんな記事を読むと、「何だか面倒くさそうだなあ」「そこまで手間をかけて取り組まなければいけないの?」と気が重くなってしまう方もいるかもしれません。しかし、ここではあくまでも、トイレトレーニングの中で生まれてくる工夫や対策を集めているだけです。トイレトレーニングが進む過程、費やす期間には非常に個性による違いが大きく、ここに連ねたようなことをほとんど経験せずに、早々とトイレ習慣を確立する子もいるかもれません。今回挙げたようなことを、限られた期間の中で出会うかもしれないケースの、ヒントにしていただければ幸いです。

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※乳幼児の発育には個人差があります。記事内容は全ての乳幼児への有効性を保証するものではありません。気になる徴候が見られる場合は、自己判断せず、必ず医療機関に相談してください。