子供の願いは『いじめの状態』がなくなること
子供たちの願いはいじめがなくなることです
学校は、子供が一人前の大人になるための力をつける場所ですが、現在のいじめは大人の社会でいえば犯罪レベルであることも多いので、無理に行かせる必要はありません。学力等が心配であるならば、今の日本では下記のように学校以外の学ぶ場所を選択することができます。
学校以外の学ぶ場所~義務教育が終了している場合~
- フリースクールに通う
- サポート校に通う
- 通信制高校に通う
- 高等学校卒業程度認定試験を受ける
学校以外の学ぶ場所~義務教育期間中~
義務教育期間中は、塾やフリースクールで学び高校受験に備えることができます。高校出願時に、出席日数について説明を必要とするところもありますので事前に高校説明会等に参加して調べましょう。また、「いじめ」が原因であると校長先生が認めてくれれば、教育委員会に申し出て転校をすることも可能です。
再登校の可能性がある場合も一時避難は必要
いじめから逃げることは卑怯ではない
- 「安定させる」とは、不安で揺れる子供の気持ちを安定させることです。そのためには、ジャッジせずに、「ありのままを受け入れる」ことが大切です。
- 「エネルギーを充電させる」とは、消耗された心のエネルギーを充電することで、「子供の意欲を認めること」、「子供のやることを理解し支持すること」です。
- 「挑戦させる」とは、再登校に向けて一歩を踏み出すことです。いずれにせよ、いじめられている状態から離れることが必要なのです。
「学校に行かない」という選択をすると、年配の親族からは「子供のためにならない」「辛さを乗り越えることも大事だ」という苦言があるかもしれません。現代のいじめ事情を知らない場合、子供の将来の事を考えてだということだけは理解して、しっかりと現代のいじめについて話し合い、子供の声に耳を傾けてあげましょう。