ボックス収納の活用例
散らかりの後始末をするのは、いつも自分だけ。家族が協力してくれないから、「いつも片付けてばかりで心身ともに疲れ果てる」といった声をよく耳にします。特に、ダイニングとリビングは、家族が思い思いに過ごすので、思うようにいかないことの多い部屋です。収納できるスツールや椅子の下に入る箱で、目立たないように片付けるといい
箱の中が乱雑でも気にしないこと。家族ひとりにつきひと箱を専用にして、それぞれに管理してもらえるのが理想。子どものおもちゃ用には、種類別にいくつか用意して、子どもと一緒に片付けましょう。
取り込んだ洗濯物は家族めいめいのカゴに入れて、それぞれがたたんで収納。使い終わったら自分の部屋に戻すモノは、持ち手つきのバッグを利用
スタッキング収納の活用例
その日に履いた靴が脱いだままになって、何日か経てば玄関が靴だらけになって困る。そんな悩みを抱えている人がたくさんいます。よく履く靴の場合は、やはり「また使う」部類に入るので、ついそのままになりやすいアイテムです。とは言え、下駄箱にしまう前には臭いや湿気を飛ばしておきたいところ。どのタイミングでしまうかを決めておくことが肝心です。たとえば就寝前とか、翌朝履く靴と入れ替えにしまうといった具合。それでも、玄関に出ている靴をゼロにするのは難しいかもしれません。A4サイズのレタートレイは安くて簡単。キッチンの収納用品として売られていることの多い金属製のラックも便利
ボックスをスタッキングして簡易収納
最後に、活用例を一つ加えて紹介します。組み立て式の棚やラックは、収納家具の中でも気軽に使える重宝なアイテムです。それでもいったん置いてしまえば、そこが家具の占有スペースになります。家具を買うまでのつなぎとして収納したい時には、フタのついた丈夫な箱を利用するのがおすすめ。何列何段にするかで、幅と高さが自在に調節できるから便利です。
箱選びは素材と色で。並べ方に変化をつけるとインテリアのアクセントになる