チケットはファミマで
チケットの入手は意外と簡単でした。先ずは、台湾のファミリーマートのチケットサイトでTWD2,500(約9,000円)購入しました。中国語のみの表示だったので、台湾人の友人の助けを借りましたが、翻訳サイトを使ってもだいたいわかるでしょう。台湾に到着後、ちょうど日本のコンビニと同じ要領で、台湾のファミリーマートにあるFamiPortでチケット番号とパスポート番号を入力し、無事に発券。親切なファミマの店員さんが助けてくれました。台湾の歴史
台湾は親日であるというイメージを多くの日本人は持っていますが、その複雑な歴史的背景については僕も十分に知らないので、周婉窈という台湾大学歴史学科教授が書いた 『台湾の歴史』という本を機内で読みました。オーストロネシア語族の先住民に始まり、オランダ東インド会社の関わり、漢人の移民、日本統治、そして二・二八事件に始まるポストコロニアルと翻弄されるかのごとく、めまぐるしく変わっていった台湾の歴史が綴られています。増補版 図説 台湾の歴史 (amazon.co.jp)
著者は日本統治時代についても功罪を含め、公正に書かれていると日本人の僕には思えました。あえて言えば、台湾移転後、戒厳令のもと1987年まで独裁してきた国民党に対する批判的論調が目立ちました。東アジアの中では台湾は親日度が高いまたは日本人と文化的に親和性が高いという事は、実際に街にいても感じ取れます。でも、単純にこの国は親日、この国は反日と色分けすることは危険だと考えます。どの国にも親日の人もいれば、反日の人もいるでしょう。国家とその国に住む人たちは同列ではないです。そういう意味では、親日と呼ばれない国でのPerfumeの反応にも興味があります。